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コロンビア教育から「well-being」「レジリエンス」「メタバース」

Yusuke Tajima


「公立」で出来る事、(公だからこそ出来る、価値、資本に還元しない見え難い「財」の道しるべ
『well-being』

先ず、子供達の作った作品
「マインクラフト」で作った、自分達の普段過ごしている学校の動画
小学生が、ソフトウェアで作った「空間内立体作品」を、中学生が編集(外へ向けた形へ)
仮想空間に、自らが過ごしている環境の再現
(見通しの良い空間設計『柱が細い少ない』、建物が縦にでは無く横に広いのが印象的、渡り廊下と体育館の様な、日常が鮮明に伝わる施設、『自然を好きになり、人を好きになれば、世界を大切に思うようになる、意識が世界と繋がり、何も教えなくとも自然と社会に貢献する気持ちが育つ』考え方や、モンテッソーリ的な教育環境も感じる)

幸福度ランキング、コロンビアは上位
(温暖地域は、近々の以前『楽園(パラダイス)』の象徴だったりした、かつ「フィジー」「フィリピン」「メキシコ」「ベトナム」、、、それぞれ独自の歴史文化の深い地域、1つ「幸福」を考えるキーワードなのかなと

「コロンビア」はどんな国のイメージがありますか?
多分出てくるのは、「治安が悪い」
日本人はボディーガードについてもらっての生活、隣国ベネズエラの経済破綻、麻薬関連マフィア
夜、「クスリ」を使っている人が外をうろつく
(依然聞いた事のある話のリアル談だったりする

↑のような事情理由があって→こども達は学校から帰ってからは家で過ごす時間が多い
なので「メタバース」との相性が良い、ゲームから学びを取り入れる、ネット上で会うのは自然で合理的

質問時間、、、
(その前の、「どんなイメージがありますか?」の問いかけ、等、講義に、受講者を巻きこむ「間」の作り方が上手い、参考になる

人と人の関わりが豊かな印象、、だらしない面も有るけれども、大切な部分はとても大切にしている
キーポイントとして「愛情」がすごい
(文化レベルで「性善説」の元に生きている人達の社会

『コロンビア=危険な国?、、、幸せな国!!』
マズローの欲求段階説、から
『自己実現』も到達が難しいのに更に先の『自己超越』の段階に達している人が「コロンビア」には普通に居る
(欲求には段階、順位がある、満たされる事で、それから、次の欲求が生まれる

では、何故そうなったの?
日常の会話を振り返る
「調子はどう?」(生理欲求、安全欲求、の確認)
「みんな友達」(社会的欲求、所属、安心、共感)
「一緒にいるよ」(社会欲求強化)
「小さなことは気にしない」(承認欲求補助)
そのような言葉に溢れている

「レジリエンス」が高い!(高まる環境が文化レベルで実行されている、
レジリエンスとは、
1、自尊感情(自分を肯定する気持ち。プライド。自分を好きですか?)
2、自己効力感(自分ならできるという気持ち。自分を信じ行動する力、実行力、実効力)
3、感情コントロール「、、、コロンビアの人はこの点は苦手かも笑、」(やたらと一喜一憂せず冷静でいる。自己感情を冷静に捉える力、感情の客観視、空気を読む、アンガーマネージメント、)
4、安定した人間関係(見守られている関係や信頼できる関係。安全基地)
5、楽観性(困難を一時的と捉える、全体の一部にすぎないと捉え乗り越える力。ケ・セラ・セラ)

では、日本はどうですか?
若者の「国や社会に対する意識」調査、から
特に気になった所は「自分で国や社会を変えられると思う」の数字が特段低い点

OECD。「学びのコンパス」でも指標は示している
責任ある行動から起こる対立やジレンマを克服し、新たな価値を創造することが、変革を起こす力となる
資質、能力、を核に、知識、価値観、技能、態度を高め
行動→振り返り→見通し→行動→振り返り、、、を繰り返す事で「レジリエンス」が育ち、概念が広がる

具体的に、コロンビアで私はこんな事をしていました
「学校内での居心地のよい場所づくり」
自分達の使う「椅子作り」→自ら作った物を使う、意欲に繋がる。「体感」が伴う事でより学びが深くなる
グループワーク、コミュニケーションが必須な状況の環境提示
「GoPro」を回すだけの授業、その映像資料を子どもに自由に使わせる
資料、資材の提供のみ、自分達で作り、自分達でプレゼンする機会
安心安全が確保される事で、各自が「自」を表現出来るようになり、とても個性的なクラスになった(マズローの欲求段階説の実践)
「楽しい」を提供する事で興味を保たせる、事も大切
『誰もが、いつでもどこからでも、誰とでも、自分らしく学ぶ』

外部人材とのつながり、またそこから更なるつながりへ
そして今、日本の学校で活動している、手応えがある、子ども達にも変化を感じる

日本の教師は教えたがる人が多い気がする
何も教えなくても子どもは学ぶ、
必要な技術は使う、企画をしっかり組み立てる
「組み立て」を示す事で、自らも自由になる

最後に、最近思う事は、「放課後」を持て余している子が多い
まだまだやる事、やれる事はある

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