お互いを思いあうなら
日本の学校で学ぶ避妊法の代表格といえば、”コンドーム”ですよね。
(学校で習ったような習っていないような…)
にもかかわらず、友達(女性)がコンドームを持ってることでいじられたという話を聞いた。
自分の体を大切にするという意味で、持っているのは当然だし、いじる意味が分からなかった。
正直、ひどいと思ったし、それだけ知識量が乏しいのだろう。コンドーム以外の避妊法を知らない…という方もいるような気がする。
そんなわけで、この記事ではコンドーム以外の避妊法を扱っていきます!
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<目次>
どんなものがある?
- IUS / 銅付加IUD
- 低用量ピル(OC / Oral Contracentives)
- 避妊手術
- リズム法
お互いを思いあうなら
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どんなものがある?
①IUS / 銅付加IUD
②低用量ピル(OC/Oral Contraceptives)
③避妊手術
(コンドームはこの辺にあたる)
④リズム法
※参照:いろいろな避妊法を知ろう MSD
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IUS(Intrauterine System)/銅付加IUD
IUS(Intrauterine System)は。子宮内に、黄体ホルモンを放出するプラスチック製の小さな器具を入れ、子宮内膜が厚くなるのを防ぎ、受精卵を着床しづらくさせる方法。
最長5年ほど避妊可能。その他の避妊法と同じように副作用が起こる可能性があります。
IUDは、受精卵が子宮内膜(赤ちゃんのベットになるところ)に着床(妊娠の成立)するのを妨げ、妊娠を防ぎます。
銅付加IUDは、上記に加え、銅イオンを放出する機能を付加することにより、精子の運動性を抑え、精子と卵子の授精を妨げる効果があることを利用し、より高い避妊効果を生んでいます。
メリット
・一度の装着で、長期の避妊が可能。
・毎日、避妊を考える必要がない。
・生理の量が減る
・ホルモン作用が少ない
デメリット
・医師による装着・除去が必要である。
・装着後初期に生理時期以外の出血が続くことがある。
この方法は主に出産を終えている方に適しているようです。
気になる方は下記リンクをご覧ください。
→IUSのメリットデメリット
→IUS/銅付加IUDについて
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低用量ピル(OC/Oral Contraceptives)
低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれた薬をのんで、排卵を抑制することで避妊します。きちんと容量・用法を守って、服用していれば避妊効果は高く、もっとも避妊効果の高い方法の一つといえるでしょう。
こちらも血栓症のリスクが上がるといった、副作用が見られるそうです。
ちなみに、日本はこの低用量ピルの値段が高く、一般に広がりにくい要因となっているようです。
メリット
・正しい服用で高い効果が得られる。
・月経周期が規則的になる。
デメリット
・医師による処方が必要。
・毎日服用する必要がある。
・服用初期に副作用(吐き気・頭痛・下腹部の腹痛など)がある。
詳しくは下記のリンクをご覧ください!
→OCのメリットデメリット
→OCとは?
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避妊手術
女性・男性ともに行えるもので、男性器であれば精管・女性器であれば卵管を縛って、受精できなくする方法。
ただし、この方法は高い避妊効果を発揮するものの、不可逆なものです。
詳しくは下記のリンクをご覧ください!
→避妊手術とは?
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リズム法
月経周期や基礎体温の変化から排卵日を予測し、その間の性交を避ける方法。
自然のリズムを活用した避妊法ですが、効果は確実とはいえません。
メリット
・副作用がない。
・自分の生理周期を知ることができる。
デメリット
・体調の変化により、測定値が変わる。
・月経周期の乱れがあると、正確な予測が困難。
詳しくは下記のリンクをご覧ください!
→リズム法とは?
→リズム法のメリット・デメリット
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お互いを思いあうなら
女性だけが、男性だけが、気を付けないといけないものではない。
きっと、互いに思いあうなら、きっと話さないといけないものだ。
この投稿をきっかけに、性教育って大切なんだなぁと感じてもらえますように。