さぁ、大学申し込みだ

皆さんこんにちは、グラチャンです。

今朝は久しぶりに気温が下がりびっくりしました。

もう秋はそこまで来ているんですね。

さて、昨日は大学の入学に必要な試験についてお話ししました。

追加の情報として、スペインは各州が教育を管轄しているので、入試のSelectividad(センター試験の様なもの)は各州で違います。

しかし点数形式は同じで(１４点満点)、スペイン中どこの大学でも申し込みできます。

さて本日は大学申し込みについてお話しします。

申し込みは複雑

入試が終わって点数が出たら、忘れず大学申し込みをしなくてはいけません。(点数に関しては昨日の記事をご覧ください)

入試の後、一週間ぐらいで点数が出て、すぐに大学の申し込みとなります。

申し込みは各州ごとに行います。各大学ではありません。

例えばアンダルシア州の大学に申し込む場合、アンダルシア州の大学申し込みサイトからアンダルシア州にある9大学に申し込むことができます。

申し込みは第一希望、第二希望、第三希望、第四希望、、、と選びます。

第一希望にグラナダ大学医学部

第二希望にマラガ大学の医学部

第三希望にセビリア大学の医学部、、、

という感じです。

もちろん同じ大学で別の学部を選ぶこともできます。

グラナダ大学の医学部、看護学部、生物学部という風に。

前述のとおり各州ごとに教育管轄が違いますので、この申し込みを各州ごとにすることができます。

どうしても医学部に入りたい、遠くの大学でもいい、ということであればたくさんの違う州ごとの幾つもの医学部に申し込みすることができます。

申し込みは無料です。これは親にとって助かります。

そして3日後ぐらいに結果が出ます。めっちゃ早いです。

遠方でも大丈夫、オンラインで結果の検索ができます。

合格発表は３回ある

一回目の合格発表でめでたく合格すれば、晴れて大学申し込みとなります。

また第一希望がダメでも第二希望が合格していれば、第一希望は順番待ち、第二希望は予約のオンライン申請をして２回目の合格発表まで待つことになります。

二回目も入れなければ、一回目と同じように順番待ちと予約の手続きを再度行います。

9月の初旬に最後の３回目の発表があり、今回も第一希望がダメなら予約の第二希望の大学の学部に申し込みとなります。

第一希望に合格しないと、9月まで決まらないヤキモキ期間が長くなります。

３回もあると結構あるあるで、日にちを間違えたりするので要注意です。

まとめ

このように大学申し込みは複雑で、各州ごとに申し込み、３回の結果発表に一喜一憂しなくてはなりません。

実は定員割れの学部は、9月の下旬にもう一度募集があります。まあそのお話はいつかまた。

大学は9月中旬から始まります。

多くの新入生が大学入学にワクワクしている事と思います。

しかし現在の状況で、大学の授業の半分ぐらいがオンライン授業になるそうです。

なんだか切ないですね。

今回は大学申し込みについてお話ししました。

大学については、まだまだお話ししたい事がたくさんあるので、時々テーマに使いたいと思います。

スペインの受験システムって面白いとか興味深いと思ってもらえたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

追伸　文頭のイラストはleoponponさんのものです。大学申し込み書みたいで今日の記事にぴったりでした。使わせて頂きありがとうございます。

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