「自己統合」したときのこと 〜 AYAKOさんのボイスヒーリング リトリート2日目 夕方@屋久島
記念すべきお一人目として紹介させていただくのは、アロマサンドリーズのAYAKOさん。今回はその5です。
▼前回
後から振り返ればだけれど、ここは最後の神社だった。
実は、あまりここで何をしたのか、覚えていないのだ。
いつも通り、AYAKOさんのヒーリングが始まって、自分も声を出したのは覚えているのだけれど、それがどんなだったかの記憶が曖昧だ。
タイトルにも書いた「自己統合」が起きたからだ。
衝撃的すぎた。
わたしの身にこんなことが起こるとは露ほども思っていなかった。
以前、AYAKOさんのヒーリングは特殊だ、と書いた。
あとで調べて知ったことだけれど、左巻きのエネルギーというのは女性性のエネルギーらしい。
今まで、AYAKOさんのヒーリング中のエネルギーの流れは決まっていた。
下から上へ左巻きにエネルギーがゆっくりと上がっていく。
わたしは色々なひとに、女性性に偏っていると言われてきて、それが理由で一方向にしか動かなかったのだろうか。他のひと、あるいは男性だったら別の方向にエネルギーは動くのだろうか。
その辺りは今でもわからないままだ。
けれど、とにかくこの神社では、エネルギーが突如逆向きに流れ出した。
頭のてっぺん辺りからのエネルギーが、上から下へ、右巻きに流れていく。
上から下へは数回あったのだけれど、右巻きを感じたのはこの時が初めてだった。
エネルギーが、下から上へと一度頭のてっぺんまで流れる。
ここまではいつもと同じ。いつもは、ここから外に抜けるかとどまる。
今、それは別のエネルギーとなり?あるいは、別のエネルギーを引き連れて?逆のルートを辿り下に戻っていっている。
その後、エネルギーたちは、下腹部の「お宮」にするりと仲良くおさまった。
「お宮」は静かに落ち着き、扉は綺麗に閉まっている。
元からそうだったかのようにすました顔で佇んでいる。
その風情になんか笑ってしまった。
前にも書いたように、「お宮」というのはわたしの体の中のエネルギーの起点になる場所で、よくスピリチュアルで言われるところの ”神殿” にあたるのだと思う。
右巻きのエネルギーが女性性であるということは、左巻きのエネルギーは男性性だということだ。
起こったことを説明すると、発した女性性のエネルギーが男性性のエネルギーと合わさった、つまり「統合」したということになる。
そう、これがわたしの「自己統合」体験である。
…え?ほんと、それだけというか、そのまま。
そうです、地味な体感ですよね〜。
けれど、この「自己統合」が、たったこれだけのことが、わたしの現実にもたらした影響はとても大きかった。
けれど、それを実感したのは、東京に帰ってからのことになる。
今のが自己統合だったんだ、という実感だけがあった。
けれど、その意味は全くわかっていなくて、「へ?今の何?」とただただびっくりしていた。
そのあとの体感として、変化も特に感じなかった。
上にも書いたように「お宮」はいたって静かだった。
なんだか疲れ果て、シートをひいてAYAKOさんの横に寝っ転がる。
そして、この神社で起こったことでAYAKOさんに見えたことを色々教えてもらった。
わたしの中にはどうやら龍が住んでいて、それが✨金龍🐉らしいことや、
(AYAKOさんは龍が見えるらしい!そして金龍はすごいらしい笑)
わたしの第三の眼が開いたらしいことをぼーっとした頭で聞いた。
たしかに(気のせいかもしれないけど)額のあたりがすぅすぅする気もする。
その後、AYAKOさんが砂浜に連れていってくれた。
空がモネの絵みたいに柔らかい夕暮れでうっとりした。
AYAKOさんが子どものように砂と戯れているのがあまりにも可愛くて、何枚もパシャパシャと写真を撮った。
夜ごはんもご一緒させていただいた。
連れて行っていただいた樹さんというお店は、すごく美味しかったので、食べ過ぎてしまった。
AYAKOさんが大好きすぎて、たった2日なのにその間にいただいたものがたくさんすぎて溢れてきて、別れるのがすごくつらかった。
そんなわたしにさようならではなくて、「いってらっしゃい」と声をかけてくれて、本当に嬉しかった。
屋久島という場所は、わたしにとってそういう場所になっていたからだ。
この自己統合の後日談はまた今度書こうと思う。
AYAKOさんのヒーリングはここまでだけれど、効果という意味ではこの後にも続いていく。
▼続き
AYAKOさんのヒーリングについて、ここからは個人的な補足。
AYAKOさんのヒーリングがエキサイティングでミステリー小説よりおもしろいと感じた部分を、どうしても語り尽くしたい。というわたしの欲望だ。
はじめに伏線について振り返る。
この日の「自己統合」で、初日の伏線がここできっちり回収される。
なんだかよくわからない、らせん状に動く左巻きの下から上へのエネルギーが対になるものだったということをわたしは体感で知ることになる。
左巻きって女性性のエネルギーとかそういえばネットで見たかもしれない、と思い出したのはこのとき。
蛇が対で巻きついているヘルメスの杖の図が脳裏に浮かんだ。
クンダリーニ覚醒体験ブログとかでよく見るやつだ。
「お宮」が一体何なのか、ということもここまでよくわかっていなかった。
最初はインナーチャイルドなのかと思っていたのだ。
AYAKOさんはクリスタルと言っていたけれど、わたしにはずっと小さな女の子の気配が感じられていたからだ。
第一チャクラの場所で、いつかシュタイナーの本で読んだ「神殿」はこれなのだとわかった。
インナーチャイルドも間違ってはいないけれど、もっともっとさらに基の自分自身はここにいる。
そして、午前中に「お宮」が癒されていなかったら、ここで統合できていなかったのだろうと思う。
わたしがすごいと思うのは、こういうところなのだ。
伏線がきっちり回収されるということは、ストーリーが仕上がっていることを意味する。
noteだったら文章を書く人が多いからわかってくれるはず。
AYAKOさんの中には、ストーリーがあり、神社を回る順番は決まっていて、それぞれの場所で起こるイベントやその意味も定義されているのだ。朝のゴール設定の時点で、ストーリーが描かれていることになる。
それは、綿密に計算され尽くしたかのように、壮大で完璧なストーリーだ。
そう思って、この体験を振り返ると、凄さが際立つ。
さらに付け加えたいことがある。
それは、ひとによってオリジナルのストーリーになるはずなのに、AYAKOさんのヒーリングは「ルーティーン」「儀式」という言葉が近い定型化された何かだと確信していることだ。
これは、AYAKOさんがつながっている先が上の中でも遠くはるか上だということと関係がある気がする。
わたしの頭の中で、AYAKOさんはいつも巫女の姿をしている。
うっすらと白く霧がかった山奥の神社で、空気は冷たい。
ひとり淡々と儀式を行っているAYAKOさんが見える。
それは神楽だったり、祝詞をとなえることだったりする。
神様と一緒に、そのときすべきことをしているのだ。
決められた手順に従って、それは毎日続いていて、積み重なっている。
もちろんこれはただのイメージだ。
AYAKOさんが白い洋服を着ているところすら見なかった。
けれど、単なる思いつきではなく、ボイスヒーリングはこの修行のような積み重ねの上にあるものだと感じたのだ。
そうじゃないと、存在し得ない、かけがえのないもの。
この辺で、ヒーリング体験を結ぶ。
▼今回体験したAYAKOさんのボイスヒーリングについてはこちら
AYAKOさんがこの日わたしが撮った海の写真をアロマサンドリーズのHPに載せてくれた。
うれしすぎる😊
きれいな夕日と、そして可愛いAYAKOさんをぜひ見てほしい!
▼ヒーリング後の話(屋久島最終日)