感情マヒだった
木曜に、フェイシャルレメディ®︎の施術を受けてきた。
今日はお客様としての視点から、書いてみる。
実はフルの施術を受けるのは初めてだったし、何より先生の施術をちゃんと受けるのも初めてだった。
最初、実は緊張した。
先生と生徒という関係から、その日はお客様に変わる。
なんだか落ち着かない。
もうひとつは、やっぱり「見られる」感じがするからだったと思う。
先生に見られてしまったらどうしよう。
でもだいじょうぶ。
気持ちは半々だった。
でも予想通り、経絡の途中までしか記憶がない。
きもちよく熟睡した。
その日から次の日までは、やっぱり少し軽くなった体を感じながら普通に過ごした。
その後、異変に気づいた。
よくわからないけど、さみしい。
何も起きてない。
でもどうしてもさみしい。
次に、かなしいがきた。
かなしい。
さみしい。
うらぎられた。
なんとなく浮かんだ言葉。
けれど不思議とつらくはなかった。
なんでだろ、とそこで気づいた。
あれ、これフェイシャルレメディ®︎で感情が解放されてる?
少し冷静になった。
つらくないのは、今感じていることじゃないからだ。
ただ、しまっておいたものが流れ出てきただけなんだとわかった。
それでもまだつづいた。
かなしい。
かなしい。
なぜかいろんなひとに「だいじょうぶ?」と聞かれる。
わたしの顔も見てない、声も聞いてない方々が、すべてわかってるかのように。
感情なんて、いらないと思ってたんだなぁ
役に立たないし
楽しい、そういえばそんなもの役に立たないよって取り上げられる
かなしい、そういえば弱い人間だなって責められる
そんな風に次々と浮かんでくる
なるほどー、わたしはこんな風に考えてたんだ
いろいろなものを他人事のように眺めて、いつのまにか流れていたかなしいが止まっていることに気づく
なんでそういう風に思ったのか
具体的なエピソードは思い出せなかった
いつものわたしにもどってきた
実は感情マヒの自覚はずいぶん前からあったのだけれど、自分ではどうしようもなかった。
楽しいがわからなかったり
悲しいにひたれなかったり
なんかおかしいなとは思ってたけど、
ひとと比べられないので確信がなかった。
明日からはそういうことが感じられるのかもしれない。