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反応の中に生きる

最近、かめちゃんという方のYouTubeにハマってみている。
特に公開セッションがおもしろい。
クライアントのココロの謎解きをする様は、名探偵という表現が近い。

「反応」は、そのかめちゃんの言葉からいただいた。
一番下にその動画を貼っておくので、気になった方はどうぞ。

その動画にはすぐに「反応」してしまう女性が出てくる。
同じだ。
わたしもそうだった。
笑いたいから笑うのではなく、雰囲気でなんとなく笑うこと。
言われたことに、別に意味もなく補足してしまったり、うざいほどに相槌を返してしまう。
見れば見るほど、わたしもそうだったなと思う。

その反応には中身はなくて、条件反射だ。

根底にあるのは、恐れだとわたしは思う。
次に何か言われることが怖くて、自分から何かを言ってしまう。
沈黙が怖くて、その沈黙を埋めるように意味もなく言葉を継ぐ。
相手の反応が怖くて、いつの間にかヘラヘラと笑う。

「間」をうまく扱えない。

「間」をうまく扱えない人は
人との距離をうまく測れず、なんとなく息苦しさが生じる
会話の間をうまく取れなくて、会議などで発言がかち合ったりする
つまり、人間関係に疲弊する。

「間」というのは、芸人さんの「間」と一緒だ。
人は人間であり、人と人との間には適切な距離が必要であることを示している。
日本語には、隙間・合間・間合い・時間・間抜け・中間というようにたくさんの単語があり、色々なシーンに「間」があることが表現されている。
” 間が持てない ” " 間が悪い " " 間が延びる "というような言葉でもわかるように、「間」という概念は見えなくとも確実に存在する。

けれど、恐れを持つ人は、その「間」を持つことができない。


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