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まずはここから・・・ワクワクする職場

もしあなたが組織のリーダーならば、次のように自問してみてください。

① 部下たちは、協力してチームとして働いていますか?
② マネジャーたちや組織は、部下のことを気にかけていますか?
③ 職場は安全が確保されていますか?

もしあなたが組織のメンバーならば、次のように自問してみてください。

① 私が一緒に働く人たちは、協力してチームとして働いていますか?
② ボスや組織は、私のことを気にかけてくれていますか?
③ 職場は安全な場所と感じますか?

答えが「ノー」なら、そこから改善が始まります。

働き手の個々の活動が組織としての成果、組織の業務の達成や戦略課題や実行計画への取り組みにつながるように、職場環境を構築することが重要です。そうした職場環境に求められるのは、安全、安心、かつ、支援的・協力的な組織風土です。

どの組織も、その規模を問わず、働く場所の安全のために最低限の法律で定められた基準を満たすことが求められています。しかし、高業績を上げる組織は、これら最低限の基準を満たすだけでなく、働き手一人ひとりの多様な働き方に対応できるように、働き手の意見も取り入れて職場環境の改善を図る仕組みづくりが行われています。

補注:一般には従業員や社員のことですが、ボルドリッジでは、「働き手」と呼びます。ボルドリッジ主要用語集に言葉の説明があります。

働き手( WORKFORCE)
有給の働き手(正社員、非常勤社員、臨時社員、現場勤務および遠隔勤務の
社員、組織が監督する契約社員など)および必要に応じてボランティアを含む、組織によって積極的に監督され、組織の業務の遂行に関与するすべての人々。
ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】より。)


ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーでは、「5働き手 5.1 働き手の環境」の審査基準(質問集)の中で、これらのことをもう少し細かく質問しています。
そして、その回答を評価し、強みを特定し改善の機会を見つけ、改善に取り組みます。

ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーは日本語で読めます。
「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトからダウンロードできます。
下方の Non-English Versions / Japanese を参照ください。英語版とページ、形式を合わせてあり、対訳版としてもご欄いただけます。


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