Memory of Tom Takanashi
昨年8月に急逝された「髙梨智弘先生を偲ぶ会」が6月17日に開かれました。平日の午後にもかかわらず80名を超える方々が参加されました。
髙梨先生は様々な方面で活躍されましたが、ボルドリッジについて言えば、ボルドリッジを学び、米国マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)をベースとした日本経営品質賞の創設に尽力された一人です。
MB賞の受賞を機に米ゼロックス社のベストプラクティスとして米国から世界に広まった「ベンチマーキング」を日本に普及する活動にも取り組まれました。
60冊を超える著書の中には、経営品質やベンチマーキングに関する著書も多くあります。
私はこの偲ぶ会では、裏方でビデオ放映と音響、および、ビデオ撮影を担当しました。正面のスクリーンに映したのは、髙梨先生の御影と経済産業ビジネススクール「二水会」第一期前期12回の髙梨先生の講義風景を抽出した約40分のビデオです。
経済産業ビジネススクール「二水会」については、このnoteでも度々報告させていただきました。
写真は、そのテキストの中の一枚で、1998年にクレアモントにピーター・ドラッカーを訪ねたときのものです。ドラッカーから直接教えを受けた、数少ない日本人の一人です。
偲ぶ会に、高梨先生の好きな言葉をパワーポイントにまとめて準備しておりましたが、映す機会はありませんでした。ここに一部を紹介し、高梨先生の想い出を共有させていただきたいと思います。
One Step Further! 何か言葉をと頼まれたときには、必ずこの言葉を書くと言われていました。
エラーとしてしまっては、学びが得られない。トライ・アンド・エラーでなく、トライアル・アンド・ファインディングズがよい。著書の中にも登場します。
こう言って、背中を押してくださいました。感謝!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?