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10分で描ける背景の描き方と、静物写生のコツ
どうも、大きい絵が苦手でドット絵を11年くらいやってる吉本と申します。
今日は、ビル街などの簡単な背景の描き方と、静物写生のコツの話をします。
この記事は、裏ドット絵 Advent Calendar 2023 に参加しています。
昼間 or 夕方のビル街の描き方
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まず、白や黄色、オレンジ色を基調としたパレットを用意し、このように奥に行くほど明るくなるグラデーションを作ります。
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色の境目を四角塗りつぶしツールで削っていき、このようにカクカクさせます。もうそれっぽい。
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出来たカクカクに一段階明るい色で横線を引いたり、点を置いて窓を表現したり、カクカクを削ったりして建物のバリエーションを作って完成。
夜のビル街の描き方
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青を基調としたパレットを用意し、今度は奥に行くほど暗くなるグラデーションを作ります。
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さっきと同じように四角塗りつぶしツールでカクカク作ります。
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さっきと同じように一段階明るい色で窓などを作ったりカクカクを削ったり、
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ふと思いついたので黄色を打ってみました。こっちの方が夜の明かりっぽいですね。
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ビルの上に赤いドットの灯り置いたりして完成です。
赤いドット置くと本当にビルっぽさ出ますよ。ついでに月でも描いときましょう。
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先程の応用で、色を緑と青にしたり、四角を三角にしたりで山が描けました。
これは使える…φ(..)メモメモ
陰影や輪郭を掴むコツ
まず基本として、どんな形も『丸』と『角』の組み合わせで出来ていて、『光源に面していない箇所は暗めになる』といった法則がありますよね。(美術知らないですがありますよね?)
それにしても目の前の物を静物写生している時に、「うーん立体感が出ないなー」とか、「俺の絵、形が歪んでるなー」となる事は無いでしょうか?
そういう時は、「目を細めて見る」のが意外と役に立ちます。
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家に「ラジオなどのノブに被せるカバー」が大量にありました。
丁度いい立体感と質感があるのでこれを描きます。これを目を細めて見てみると、
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『薄暗く見えて陰影と輪郭が強調されて見やすくなったでしょ?』と言いたくて画像を加工しましたが、特に見やすい感じは出ませんでした。
なので、画面の前の皆さん各々自分の手とか今持ってるスマホとかマウスとかを目を細めて見て、「輪郭と陰影のくっきり感」を掴んでください。ね、くっきり見えるでしょ?(くっきり見えると言ってください)
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これも目を細めて見たり、逆に目を見開いたり、色んな角度から見たりして陰影や形や質感を掴んで描きました。
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わ〜すごい。
ところでこの記事、最初は『リゼ』というガラケー向けホムペサービスに書いていたのですが、「さあ完成したぞ〜」とアドブロック通さないで記事見たらえっちな広告がもの凄かったのでnoteに移しました。
でも過去絵倉庫として便利なので使っているリゼ(えっちな広告注意)→
http://lyze.jp/syabelninjin/