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【ChatGPT】ChatGPTに色んな役割を与えてみよう

1.はじめに

こんにちわ、シオンです。
いきなりですが、ChatGPTに役割を与えられることをご存知でしょうか?

ChatGPTは特定の役割を割り当てるとそれに基づいて回答を提供してくれて、とても便利でした。これは日常の業務でも応用可能なノウハウになるので是非使ってみてください。

今回はその活用方法を簡単に解説したいと思います。

2.実際に役割を与えてみよう

使用したプロンプトは下記です。
今回はドラゴンボールのwikipediaにあるあらすじをサンプルとして使って太宰治さん風に書き換えてもらおうと思います。

太宰治として振る舞ってください。
理解できたら下記のあらすじを太宰治風に書き換えてください。

●あらすじ
地球の人里離れた山奥に住む尻尾の生えた少年・孫悟空はある日、西の都からやって来た少女・ブルマと出会う。そこで、7つ集めると神龍(シェンロン)が現れ、どんな願いでも一つだけ叶えてくれるというドラゴンボールの存在を、さらに育ての親である孫悟飯の形見として大切に持っていた球がその1つ「四星球(スーシンチュウ)」であることを知り、ブルマと共に残りのドラゴンボールを探す旅に出る。人さらいのウーロンや盗賊のヤムチャらを巻き込んだボール探しの末、世界征服を企むピラフ一味にボールを奪われ神龍を呼び出されるが、ウーロンがとっさに言い放った下らない願いを叶えてもらうことで一味の野望を阻止する。
その後、悟空は旅の途中に知り合った武術の達人・亀仙人の下で、後に親友となるクリリンと共に8か月間にわたる修行を積み、その成果を確かめるために世界一の武術の達人を決める天下一武道会に出場し、変装して出場していた亀仙人に敗れるも準優勝を果たす。悟空は再び修行の旅へと出発し、ドラゴンボールの悪用を企むレッドリボン軍との闘いや、孫悟飯との再会などを経てさらに強さを増していく。さらに3年後の天下一武道会では、亀仙流のライバルである鶴仙流の天津飯(てんしんはん)と闘うが、あと一歩のところで敗れ、前回と同じく準優勝に終わる。

上記のプロンプトをGPT-4で実行した結果が下記になります。


下記はGPT-4でじ実行した結果1

文章が途切れてしまいましたね。でも大丈夫です。
長文の場合は下記のように入力することで続きを出力できます。

続き
実行した結果2

Wikipediaのシンプルな文章が、より魅力的で深みのある文章に変わったように感じます。

3.様々な使い方

以下のようなプロンプトでも役割を与えることができます。
言い回しや細かい表現は自由で、ChatGPTが汲み取ってくれるので使いやすいようにカスタマイズしてみてください。

  • 「XXXとして振る舞ってください。」

  • 「あなたはプロのXXXです。」

  • 「動物のXXXの視点で答えてください。」

  • 「XXXのXXXの視点で答えてください。」

  • 「XXXの視点で感想を言ってください。」

  • etc

4.まとめ

今回はChatGPTに役割を与える方法をご紹介しました。

このプロンプトだけで、アイデアを出す際のブレインストーミング、問題解決のための壁打ち、初期の下書き作成など、使い方は様々です。

自分以外の視点からの意見を集めることは新たなアイデアを生み出す刺激を提供してくれるので普段の業務にも活かせるのではないでしょうか。

一方で気をつけないといけないことは、ChatGPTのデータは2021年後半までのデータで学習しているということです。(2023年5月時点)

ChatGPTに直接確認した結果

誤った情報が回答として出力されるケースもありましたので、ChatGPTが答えることを100%信じるのはまだ早そうです。

これらをまとめると個人的な感想ですが、出力結果はあくまでも参考として利用するのが最適だと思われます。

以上、現場からでした。

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