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車のセンターピラーのリペア
この写真じゃ何だかわかんないかもな。
まいいか
どうせマニアックだし(笑)
あらためまして
今回は車のセンターピラーという柱の下の部分のリペアです。
ドアダンパーがあたる部分の
このような凹みは完全にグルーが活躍します。
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ポンチは引き出し具合によって使い分けます。
大きく全体を落としたい時は、大きな面。
小さくピンポイントで落としたい時は、先の細いやつ。
![](https://assets.st-note.com/img/1690088076409-8jiMREgFQ2.jpg?width=1200)
先ほどの黒い車はちょうどダンパーが当たる部分だけが凹んでいましたが
このシルバーの車はダンパーが当たる部分以上に大きく凹んでいます。
ピンポイントで引き出すことで全体が出てくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1690088105829-q91YUDTqK0.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1690088144909-FwCSXQYf0A.jpg?width=1200)
このダンパーが当たる部分のリペアは本当にグルーが最適だと思います。
スタッドだと引き出すのが点ですしアースも取らなくてはなりません。
ハンダだと溶着させるのに時間がかかりますよね。
グルーだと塗装を剥がすこともなく面で一気に引き出せますので早いです。
(引いて叩いてを何度か繰り返す必要はありますが)
塗装なしレベルの仕上がりを求めるならデントライトが必要です。
デントライトを使った凹みや凸の見かたがわかれば
どこが高くてどこが低いってのがハッキリするので
しっかり凹みの中心にタブを接着することもできますし
ポンチングもやりやすくなると思います。
だからといって
デントライトがあれば誰でも簡単にできますよってことでもなくて
それなりに練習も必要です。
ちなみにグルーをしっかり溶着させて引き出すには
・シリコンオフなどでパネルとタブの脱脂
・パネルをドライヤーなどで温める(30°以上)。ついでにタブも軽く温める。
・グルーが固まるのを待つ(固まるのを早めるには冷却スプレーやエアーガンなど
を使う)もちろん自然乾燥でも良いです。
グルーの種類によっても違うかもしれませんが
ベタつきがなくなるあたりが引張強度が一番強いと思います。
グルーが半乾きでもダメですし
時間を置きすぎて硬くなりすぎても引張強度は弱くなります。
パネルにグルーとタブをつけた状態で時間を置きすぎた時は
ドライヤーなどで軽く温めれば引張強度はなんぼか復活します。
僕が鈑金で使っているグルーは
色んなグルーの使い古しをホットプレートに溶かして使っています。
つぎたしながら4〜5年は使っていますかね。
どういうことかわかりませんが接着力はいまだに結構強いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690088197179-JO9WZEVKEy.jpg?width=1200)
デントリペアで使うグルーは基本的にメガパワーグリーンです。
これは引張強度がありつつ剥がしやすいので作業効率がいいですね。
もっと強いグルーもありますが剥がしづらく
強すぎるがゆえに塗膜が剥がれるリスクもあります。
ということでメガパワーグリーンはバランスが良くて好きです。
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以上、ありがとうございました。