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ルーフのデントリペア(無塗装の仕上がり)


今回はルーフのデントリペアです。

15センチくらいの凹み4つと、10センチくらいの凹みが3つ。

計7つの凹みのリペアになります。

これは運転席側ですが助手席側にも同じようなのがある感じ


この凹みが15センチくらいの2つです。

反対側にも同じような大きさの凹みが2つあり、その4つがメインになります。

そしてそのメインの凹みの前側と後ろ側にも、10センチの凹みが運転席側に2つと助手席側に1つありました。



このリペアは付き合いのある業者さんからの依頼でした。


以前、僕が別の車のサンルーフ交換の際にピラーに手か腕をついて凹ませてしまい、その凹みをプーリングで直したという話をその業者さんにしたことがありました。

※プーリングとはグルー(接着剤)で凹みを引き出す方法


その話を覚えていた業者さんから、「プーリングとやらでルーフの凹みを直せませんかね?」と連絡がありました。

そこで車を持ってきてもらって見てみると↑の写真。

「いや、凹み大きいし芯もあるし数も多いし💧」

「僕はデントのガチプロじゃないんですけど😅」



なぜ、プーリングを指定してきたかというとルーフのライニング(内張り)を外したくないからなんですね。

ですが、凹みの芯が強いのでプーリングのみで仕上げるのは厳しそうなのと、何より塗膜がけっこう劣化しているようでしたのでグルーの引き出しに耐えれないように見えました。

そこで「これはツール(鉄の棒)での押し出し一択だな」

ライニングを完全に外すのは面倒だし構造がわからなく部品を壊してしまう恐れもありましたので、一部だけバラしツールをアクセスするスペースを確保しました。


メインの15センチくらいの凹みを押し出すベストなツールを見つけようと、とっかえひっかえ使用し探しながらのリペアです。

「あーでもないこーでもない」


そして、前側と後ろ側にある10センチくらいの凹みの裏には補強パネルがありました。

その隙間をかいくぐって凹みに触れるツールをまたしても、とっかえひっかえ


「あーでもないこーでもない」
と😅




と、そんなこんなで4〜5時間かかり完成


なんとかなりました〜😅



使用したツール類



やってみた感想としては、やはりライニングを完全に外さず一部だけの外しでのリペアでしたのでやりづらかったですね。

そして場所によっては補強パネルをかわして凹みを押し出す必要がありましたが、それに対応できるツールを持っていたのでなんとかなりました。

作業時間は4〜5時間だったのですが、また同じのをやるとしたら(ないだろうけど)1〜2時間は短縮できるかもしれないと感じました。

それくらい凹みに対してツールのベストな使用方法に気づかず、やりづらいやり方でやっていたというか…… ま、経験不足です😅




今回はルーフのデントリペアでした。

凹みも大きく数も多く、塗膜の状態が怪しかったのでプーリングも使用せず。

ライニングも外さずに、おかげでツールのチョイスに四苦八苦(笑)

経験不足の自分ですがツールをそれなりに揃えていることでなんとか全ての凹みに触れリペアできました。

僕の尊敬するデントリペアラーの方に「ツールはたくさん持っていた方がいいですよ」とのアドバイスをもらったことがありましたが、今回のようなリペアで改めて身にしみましたね。



以上、ありがとうございました。

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