ドライフラワーにしやすいお花40選
近年ドライフラワーが大変人気ですが、私たちは6年ほど前から自社でドライフラワーを制作することに力を入れてきました。
ドライフラワーは水を変えたりする必要がなく管理が楽なことから、カフェや店舗ディスプレイ、ご自宅でもインテリア感覚で簡単に生活の中に取り入れる事ができますね。
店頭で生花を販売していても「どの花がドライフラワーになりますか?」のお声を耳にする機会も多くなってきました。
そこで、今回はドライフラワーにしやすいお花をご紹介します。
1.バラ
ドライフラワーのバラは独特なアンティーク感が魅力です。
バラは生花の時とドライフラワーになった時では、色味の変化が大きいです。咲ききってから吊るすと花びらが散りやすかったり、色味がキレイに出なかったりするのでドライにするタイミングに注意が必要です。
2.スターチス
昔は葬儀で使われることの多いお花でしたが、ドライフラワーの普及とともに、大変メジャーなお花になりました。生花からドライフラワーになってもほとんど状態の変化はありません。最近はくすみピンクやベージュなどかわいい色も多いです。
3.カスミソウ
カスミソウもドライフラワーでは人気の花のひとつ。
greenpieceでも染めのカスミソウは大変人気です。
アクセサリーやキャンドルなど二次加工しやすいのも人気の理由。
4.千日紅
千日紅も生花の状態とドライフラワーの状態ではそこまで大きな変化がなくドライフラワーにしやすいお花です。ただ、ドライフラワーにした後に花瓶に飾ると花首が曲がりやすいので、逆さまにして飾ることをおすすめします。
5.ヘリクリサム
こちらもドライフラワーでは良く見たことのあるお花。カサカサとした触り心地が特徴で、色褪せもほとんどありません。もともと水分が少ないので短期間でドライフラワーになります。
6.あじさい
あじさいは何でもドライフラワーになるかというとそいうではなく、時期や品種によって変わってきます。私たちがドライフラワーにするあじさいはオランダ産が多いです。肉厚でバリっとしているのが見分けるポイント。外に生えているあじさいをドライフラワーにしたければ秋頃に取るのが◎
7.アナベル
アナベルもあじさいと同様に収穫する時期によってはドライフラワーにならない場合も。こちらも秋頃にとれるものがキレイにドライフラワーになります。greenpieceでも9月頃になるとお問い合わせが多くなる、大変人気なお花です。
8.ミナヅキ
三角帽子のような形がかわいいミナヅキ。こちらもアナベルやあじさい同様、秋色ピンクで色づく頃に収穫したものが良いです。出回る時期はアナベルが終わった頃。こちらも大人気のお花。
9.エリンジウム
夏に多く出回るお花で、カサカサという独特な質感とユニークな形から、生花でもドライでも人気のお花です。カラーリングをしてもとてもきれいなのでgreenpieceでもよくカラードライフラワーとして作っています。
画像はパープルの色を入れたもの。
10.ミモザ
今では分からない人はあまりいないのでは、というくらい大人気のミモザ。花屋では1月末~2月頃に見頃を迎えます。ドライフラワーになるとポロポロ散りやすいので、リースやスワッグにするのであれば生花の状態で作って徐々にドライにするのが◎
11.アーティチョーク
独特な雰囲気と形が人気のアーティーチョーク。画像はドライフラワーになった状態です。かっこいいですね。存在感があるのでカフェなどの店舗ディスプレイにも良く使われています。
12.スモークツリー
こちらもアンティーク好きにはたまらない、大変人気なお花。5月中頃あたりから徐々に出回ります。ドライになるものとならないものがあるので見極めが必要です。
ドライフラワーにしたいのであれば、見るからにふわっふわでボリュームのものを選んでください。
13.セルリア
うすーいピンクがかわいらしいセルリア。夏場に出回る花です。こちらは良くウエディングブーケのお花としても使います。最近はカラーリングを施し、カラードライフラワーとしても販売しています。
14.ケイトウ
色や咲き方の種類が豊富なケイトウ。ドライフラワーにしても色が残りやすいのが特徴です。ただ、カビが発生しやすいので花同士が触れないようにドライフラワーにしましょう。カラーリングをしてもきれいです。
15.ステルンクーゲル
ステルンクーゲルはスカビオサが終わった後の花の実です。星がたくさん重なったような形をしていてとてもかわいいです。簡単にドライフラワーになります。
16.バンクシア
様々な種類がある人気バンクシア。ほとんどが簡単にドライフラワーになります。大きくて存在感があるので、ウエディングブーケや、ディスプレイにも良く使われます。
17.プロテア
こちらもバンクシア同様、大きくて独特な存在感があるエキゾチックな花です。切り花でも長持ちする上、ドライフラワーになっても形が崩れないので大変人気なお花です。
18.ドライアンドラ
こちらも丈夫で花持ちの良いドライアンドラ。オーストラリアからの輸入がほとんどです。簡単にドライフラワーになります。
19.ラベンダー
初夏に見頃を迎えるラベンダー。庭でも育てている方は多いです。香りも安眠効果のある癒しのお花です。スワッグにして枕元に飾っています。
20.たんぽぽの綿毛
驚く方もいると思いますが、実はたんぽぽの綿毛はドライフラワーになるんです!ただ作り方は企業秘密だそう・・・すっごくかわいいんです!五月後半あたりからgreenpieceではたんぽぽの綿毛商品をご用意しています。
21.スイートピー
甘い香りと繊細な花びらが人気の春の花ですが、スイートピーもキレイにドライフラワーになります。「門出」や「優しい思い出」が花言葉になっていることから、送別会や卒入園式にも人気です。
22.セタリア(粟)
五穀米の一つにもなっている粟ですが、こちらもドライフラワーにできます。ねこじゃらしのような素朴な雰囲気で、インテリアにも邪魔しないのでおすすめです。カラーリングすると雰囲気が変わり一気にオシャレに。
23.カーネーション
母の日のイメージが強いカーネーションですが、生花の時よりも大きさはかなり縮むものの、キレイにドライフラワーになります。カーネーションのカラードライフラワーは母の日でも大変人気でした。画像はカラフルに染めたもの。
24.ビオラ
草花の代表のようなビオラ。グラデーションがかった色味がとてもかわいいです。本にはさむと簡単に押し花が作れます。
25.ラナンキュラス
透き通った繊細な花びらが美しいラナンキュラス。こちらも実はキレイにドライフラワーになります。カラーリングは特におすすめ。ただ、開かせすぎるとお花が散ってしまうのと、茎はしなりやすいので扱うときには注意が必要です。画像は規格外で販売できないナランキュラスをアンティークカラーに染めたもの。
26.ソリダコ
仏花のイメージが強いソリダコですが、このお花もドライフラワーはとってもきれいです。特にカラードライフラワーにした時の美しさにはとても驚きました。本当にきれいです!こちらは赤く染めたもの。
27.デルフィニウム
ブルーが美しいデルフィニウム。スプレータイプもジャイアントタイプもどちらもキレイにドライフラワーになります。押し花にしたり、ボタニカルキャンドルの素材にもおすすめ。
28.リンドウ
リンドウもソリダコ同様、仏花イメージが強いのですが、カラーリングしてドライフラワーにすると花の脈が浮き上がりとても美しいです。
画像はライトブルーに染めたもの。
29.ハイブリットスターチス
ハイブリットとは「交雑」という意味で、様々なスターチスを交雑し生まれた品種です。スターチス同様、ドライフラワーになっても形状が変わらず、水の中に入れながらでも勝手にドライフラワーになることも。生花、ドライ共にとても人気です。
30.チューリップ
チューリップは水分を多く含んでいるので、ドライフラワー向きではないと思われていますが、時間はかかるものの案外きれいにドライフラワーになります。ドライになることにより、繊細な花びらがより美しくなります。こちらもカラードライフラワーがおすすめ。
31.ストック
甘い香りが特徴のストックですが、このお花もきれいなドライフラワーになります。ドライフラワーになると花が縮むのでスプレータイプよりスタンダードタイプが向いています。
32.レースフラワー
繊細なレースのような花が特徴のレースフラワー。ドライフラワーになると縮みますが繊細さはそのまま。ガラスのフレームに入れても、とても美しいです。greenpieceでも良くカラーリングする花のひとつです。画像はホワイトレースフラワーをイエローに染めたもの。
33.ユーカリ
ドライフラワーの葉物と言えばユーカリです。様々な種類がありますがほとんど品種がドライフラワーにすることが可能です。ただ、5月~8月までの新芽が出る時期は、新芽部分だけ弱くキレイなドライフラワーにはなりにくいです。
34.ダスティミラー
もともと白い葉っぱですがドライになってもその雰囲気は残りアンティークな雰囲気に。葉がパリッとしているときにドライフラワーにするのがコツ。
35.グレビリア
こちらもさまざまな品種があるグレビリアの葉。形や色がユニークなのでスワッグに入れるだけで素敵な雰囲気になります。画像はグレビリアゴールドのドライ。表がグリーンで裏が緑の葉です。
36.ヤシ
南国のイメージのヤシですが、なかなかかっこいいドライフラワーに仕上がります。画像はドライになったアレカヤシ。壁掛けや、ウエディングブーケに使うことも。バンクシアやプロテアなどのワイルドフラワーと合わせても。
37.針葉樹
クリスマスリースに使われる針葉樹。冬の寒い時期やドライフラワーになってもキレイな緑色を保つことから「生命の象徴」とされてきました。
38.野ばら
たわわになる赤い実が秋を感じさせる野ばら。生花の状態で丸めると簡単にリースを作ることができます。秋から冬にかけて流通しているのでクリスマスリースの素材でも良く使われます。
39.タラスピ(ナズナ)
ナチュラルな雰囲気のタラスピ。繊細そうに見えますが、そこまで散りません。ユーカリなどのグリーンと一緒にさわやかなスワッグにするのもおすすめ。
40.ユーカリの実
ユーカリの実も様々な種類があるので、形が豊富です。スワッグやリース、ブーケのアクセントになります。
その他、ハーブ系や瑠璃玉、コデマリ、ローダンセ、ピンクッション、ラグラス、マリーゴールドなどたくさんのお花がドライフラワーになります。
「ドライフラワーになりやすいお花の定期便」では月に1度、greenpieceがチョイスしたドライフラワー向きの季節のお花が送られてきます。
生花の状態で送られてくるのでドライフラワーになる過程もお楽しみいただけます。
手作りのドライフラワーでおうちを素敵に飾ってみてはいかがでしょうか。