花束のトリセツ(#2)
その1では「ブーケをもらったらすぐにすること」を紹介しましたが、今回は
数日たったブーケをかわいく飾ろう!
をテーマにお伝えしていきます。
もらってすぐ飾る場合は、紐を解かずそのままの状態で飾っていると思いますが、実はお花同士がずっとくっついていると風通しが悪くなり、ムレてカビ発生の原因になってしまいます。
最初は紐をほどかずにそのままでも良いですが3日程たったら結び目を解いてそれぞれバラしながらすてきに飾ってみましょう。
小瓶に活けなおす4step
1.小瓶とハサミを用意する
ブーケの大きさにもよりますが、高さや大きさの違う花瓶を3~5種類ほど用意します。もし小瓶がなければ、ジャムやドリンクの瓶でもOK!種類がたくさんある方が楽しいですよ。
用意した瓶の中身もしっかり洗いましょう。
2.花束を束ねている紐をほどく
お花の茎を切らないように注意しながらハサミで束ねている花の紐を切ります。
中の方で悪くなっている花や葉があれば取り除きましょう。
(夏場はお花がムレやすいので早めに紐をほどく事をおすすめします。)
テーブルにそれぞれのお花を仕分けしながら広げます。
3.それぞれのお花の水揚げをする
基本的には水切りで大丈夫ですが、お花がくったりして元気がなくなっているものは「湯あげ」が有効です。びっくりするほど元気になるので、ぜひ覚えてほしい水揚げ方法の一つです。
湯上げとは…花をまっすぐの状態にして、新聞紙などで花の部分をくるんだ後、茎先を1cm程お湯に浸けます。そのまま30秒ほど浸した後、茎先を切らずにそのまま水に2時間ほど付けます。
4.花を活ける
①花瓶ひとつにつき1種類のお花を
慣れないうちは花瓶1つににつき、1種類のみのお花を入れましょう。
品種が同じであれば、違う色でもまとまります。
オシャレなショップでも良く見かける方法です。
スイートピー各色を1つの花瓶に入れています。
スイートピーのフリルと花瓶がマッチしていてとても素敵です!
②同じ色でまとめる
花の種類を揃えていなくても、暖色系、寒色系、くすみ系など同系色の色でまとめると素敵になります。花瓶の色もアクセントになり素敵になります。
③葉物をたしてミニブーケのように
慣れてきたら小さなブーケを活けるイメージで、花瓶にお花とグリーンを混ぜながら活けてみましょう。こなれ感が出て一気にオシャレになります。
おすすめのグリーンはユーカリ。香りもよく、くすんだグリーンは何にでも相性が良いです。
花はお手入れをしていくとどんどん短くなっていきます。ジャムの瓶や、低めの小さな花瓶を少し多めに持っているといろいろお楽しみいただけますよ。
お花を飾る場所でおすすめなのがキッチンや洗面台などの水場です。
水替えが簡単な上、目に付きやすいので歯磨きのついでや、お皿を洗うついでに水替えができるのでルーティン化しやすいですよ。
是非お試しくださいね!!