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【読書Diary】「条件付き自尊感情」を抜け出すヒントは過去の自分にある。
いま読んでいる本は、
中島美鈴(2024)『「人の期待」に縛られないレッスン はじめての認知行動療法』 ,NHK出版
ノートをこういう風に使ってみては。
これまでの人生をゆっくりと振り返ってみてください。ことごとく誰にも愛されない人生だったでしょうか。今日まで生きてきた中で、誰かに優しくされた経験、助けてもらえた経験はありませんか。
(中略)
すぐには思い出せないこともあるでしょう。あまり難しく考えずに、楽しかった時期、あのときは自分らしかったなという瞬間、我ながらよく乗り越えたなという体験、安心できた経験などを思い出してみましょう。
(中略)
こうして、自分の中の「愛される」スキーマにつながる素材が集まったら、自分にわかりやすい形にして、常に思い出せるようにしておきます。スケジュール帳にメモしておいてもいいですし、スマホのメモ帳の機能を使ってもいいでしょう。
悩んだ時にヒントになるのは、自分の中にあるのだと思う。過去にあったことを思い出して、自分が良かった頃を思い出すことで、その時の感覚、感情、自分と周りの雰囲気を思い出せば、自分を苦しめているやっかいな思い込みを変えられるかもしれない。
私は、日記を書いているときに、似たような感情を思い出すことがある。今は、自分の厄介な思い込みを意識するようになってきた。
でも、今まで無意識に続けてきた習慣化した思い込みを変えるのは、本当に難しい。