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孤独からの自由~「私への旅」について その三




ここはどこなんだろう
今はいつなんだろう
あなたは誰
わたしは誰
思い出せそうで思い出せない


「孤独」「孤立化」「疎外感」からの自由

「自己紹介」でも少し書かせていただいた通り、私は生まれつき左耳が聞こえません。

左側から声をかけられた時気づけずに無視した形になり激怒されたり、
集まりの時に左側に座った方と全く会話ができずに失礼したり、
繰り返し繰り返し人間関係を損なう出来事に直面して来ました。

その結果、人と会話を持つことを自ら遠ざけたり、人間関係全般に消極的にならざる終えませんでした。

そして「孤独」、「孤立化」、「疎外感」と常に向き合いながら生きてきました。

実行したことはありませんが、中学高校時代は自死願望が強く、クラスメイトにそのことを告白したことさえあります。

自死願望が自然と消えたり、「孤独」、「孤立化」、「疎外感」からある程度自由を得て、それらに強く向き合えるように何故なれたか。

これはあくまで私のやり方ですが、
人は誰しも「絶対孤独」の中にいる、と思えたことです。

大なり小なり誰しも「孤独」からは逃れられない、みんな大体一緒と思えたことです。

「集団の中の孤独」という言葉がある通り、仲間とワイワイ騒いでいても、それぞれは孤独を感じている。

そのこともそうですが、自分の思いは、この宇宙空間で出会いと別れを繰り返しながら何度も生まれ変わるこの「魂」。

広大な宇宙空間に漂う絶対孤独の「魂」、それが誰しも一緒ということです。

ショック療法的持って生き方。

ちょっと強引と思われても仕方ありません。(笑)

でも私は本当にそう思って「自死願望」と「孤独」を乗り越えて来ました。

当然その思いに至るまで多くの情報は集めました。

宇宙物理学、理論物理学の書籍、東西を問わず様々な宗教書を読み漁ったり、禅寺に座禅の修行に行ったり、ユング心理学の研究会に参加したりなどなど、特に宇宙と生まれ変わりに関してはあらゆる角度から情報は集めました。

日本でもっともポピュラーな霊能者が宇宙霊を語っていたことも印象深いです。

人の背後霊や守護霊に宇宙人がいることがあると。

そうすると生まれ変わりは地球人の間だけで行われているわけではないと。

さらに副産物として私は「けなげ」という言葉が好きになり、自分の心の中心に据えました。

どういうことか、
絶対孤独の「魂」を引き連れてこの世を彷徨う「私」、「あなた」、「誰しもみんな」それぞれが自分を含めて「けなげ」と思えたことです。

この世で悪戦苦闘しながら生きるお互いの孤独な「魂」を「けなげ」とみて、お互いにあたたかいまなざしを向け合うことです。

そこから発展して、生き物みんな「けなげ」に生きてると思えて虫一匹殺せなくなりました。

ただ、蚊が目の前に飛んでくると、ついつい手でパチンとやってしまう。(中途半端(笑))

「孤独」、「孤立化」、「疎外感」、「自死願望」に悩まれたり、経験がある方、宇宙空間を彷徨う絶対孤独の「魂」と「けなげ」という言葉に関心を持たれる方、シン世界を写真と言葉で旅する「私への旅」をご覧ください。そして良かったら作品についてのお話も聞かせて下さい。

そして、続編の「辺境への旅」「一者への旅」もよろしくお願いいたします。



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