一写一文、アインシュタインと銀河鉄道の夜を嚙みしめる
アインシュタインと銀河鉄道の夜 斎藤文一
アインシュタインと宮沢賢治は二人とも、社会生活の中では、たとえば「天から降り立った寄留者」のような、強い孤独感を持っていた。二人のこのような「孤独感」の深層に流れる広大な意識こそ、この二人を確かに結ぶきずなである。
*アインシュタインは「わたしは孤独な旅人で、自分の国、自分の家、自分の友人、さらに自分の肉親にすら心の底から帰属したことはない」という言葉を残しています。
*「天から降り立った寄留者」好きな言葉です。自分もそう呼ばれたいです。
*この広大な宇宙の中で、何度も生まれ変わりながら虚空を彷徨う我々の魂、その絶対孤独の状態がお互い同じだと、温かいまなざしで見つめ合いたいものです。この言葉をアインシュタインと宮沢賢治に贈りたい。
当然僭越ですが(〃▽〃)ポッ
*私のシン世界を写真と言葉で旅するシリーズはある意味「天から降り立った寄留者」が語るシリーズです。よろしければご覧ください。