見出し画像

”群れ”は英語で何と言う?

【英語小ネタ】
日本語では生き物の群れの呼び方は種類如何にかかわらず「群れ」である。つまりゾウの群れ、魚の群れといった具合だ。ところが英語の場合は相手によっていちいち違う。英語で「群れ」を意味する語は「herd」だが、これは一部の生き物にしか使えないのだ。例えばゾウは「herd of elephants」だが魚の群れは「herd of fish」とは言わず「school of fish」と言う。サカナの学校か?とツッコミを入れたくなるが、これはまだまだ序の口で、オオカミならば「herd of wolves」ではなく「pack of wolves」、鳥は flock (何故か羊もflock)、イルカ/クジラはpod などなど延々と続く。で、これがアフリカにしかいない動物にも適用され、シマウマ、カバ、キリン、果てはキツネザルに至るまでそれぞれ群れの呼び方が違う。ちなみにキリンの群れは 「tower of giraffes」と呼ぶ。確かにタワーが幾つも立っているように見えるので言い得て妙だが、サファリの現場でネタとして以外に実際にこれらを呼び分けているヤツには未だ会ったことがない。
他にも色々あるので気なる方はこちらの記事もご覧あれ:
https://www.bbc.co.uk/newsround/48539466
写真はタンザニア、ンゴロンゴロ保護区のマサイキリンの群れ



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?