娘と私~第2章、他人ですか?~
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それは去年の10月にさかのぼります。
私の仕事が年末にかけて大忙しで、ほぼ毎日終電前に帰宅、また土日のどちらかは出社するといった状況で、家事も育児も嫁さんに頼りっぱなしでした。
家事と育児にヘトヘトになった嫁さんから、ある日
「あなたの仕事が落ち着くまで、実家に娘と戻っていいかな?」
と切り出され、私は寂しさを感じながらもOKといい、年末まで別々に暮らす事になりました。
この頃の私と娘の関係は、ご飯をあげている時は膝の上で食べてくれるが、一緒に遊んでもすぐに一人遊びになるといった可もなく、不可もなくという状態でした。
そんな関係だった事もあり、2か月後に沢山触れ合えば父親として認識してくれるだろうと、この時は安易に考えていました。
それから2か月がたち、いよいよ娘と久しぶりのご対面へ!
私「かの~~~ん、パパだよ~~!!!」
娘「・・・・・・・・(ん???)」
私「かの~~~ん」
娘「・・・・・・・・(だぁれ・・・?)」
私「よ~し、抱っこしよ!!かのん、抱っこだ!!」
そっと、娘をギュ。
娘「ギャ~~~~!!!あ~~ん!!!(だぁれ~このおじさん!)」
めちゃギャン泣き。。。たかが2か月、されど2か月。取返しのつかない月日とはこの事をいうのですね。。。
それからの日々というのは、
〇娘に目の前で呼びかけても、娘素通り。ほぼ無視。(死にたくなった。)
〇抱っこすると大暴れ。そしてギャン泣き。(他人ですか。)
〇お風呂に一緒に入ると、お風呂の端っこで近寄らない。(変態ですか。)
〇外に連れていくと、単独行動。娘を呼んでも見向きしない。(娘と別々にきたっけ?)
〇ご飯をあげるとお口に入れて、嫁さんの所でもぐもぐ。(ご飯をあげる機械かな。)
この期間が1か月続き、なかなか懐いてくれないなぁとヘコんでいた頃、娘と一緒に散歩した時にふと立ち寄った店で関係改善するアイテムを発見!!
次回へ続く。