ハーバード・ビジネス?ハーバー・ビジネス???

なんだ紛らわしいハーバー・ビジネス?

ハーバード・ビジネス・レビューと言うそれなりに有名なビジネス系の雑誌があります。

なんか似たような名前でパッと見では誤認しそうな、ハーバー・ビジネス・オンラインと言うYahoo!辺りにニュースをだしてたサイト?がありました。
ハーバーなビジネス?よく分かりませんが、無くなったので気にしないことにします。

そして、なんだ紛らわしいと言う印象を持っただけで、それ自体を見に行こうと言うこともなかったのですが、たまたま検索してみたら、廃刊と言うか終了してました。

後継?になる雑誌名や個人名など色々出てます。
一部記事の継続先はスパなどだそうです。仲良しさんで拾ってもらえたのか記事を売ってるのかな。

https://dot.asahi.com/articles/-/72943?page=1

ビジネス・モデルの考察

PV連動の広告収入に頼らないで派生出版物から売上を得ると言う形では売上の規模は運次第になりキャッシュ・フローはとんでも無く酷いものになるのは当然だと思います。持続可能性とか好きそうなメディア?なのに持続可能性が低そう。

例えばYahoo! Japanの掲載もPV連動報酬です。ただ手数料が高すぎて公正取引委員会でも調査が入ったりと言うニュースもありましたし、公正な競争環境か?と言うのは疑問もあります。

https://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/2023/sep/230921_gaiyounews.pdf

何とかオンラインの話に戻ると
事業計画などを考えたり管理したりする上で基本になる初期投資と定常的運転資金(経費)と回収規模(売上)で、PV連動広告を排除してどんなビジネス・ケースを作っていたのか想像も出来ません。
私が財務や取締役なら投資を承認しないでしょう。

前述のニュース・ポータルへ掲載と出版と言うのは結局はPV連動報酬ビジネスでブレイクスルーの要素が無いと思う。否定しているけどPVが収入と言う何とも言えない矛盾が感じられます。

出版社が将来的に出版する本の売上のために広告の代わりに本のネタ素になる記事を作ることを広告宣伝経費にした?
全部が売上に直結しないので労力に見合わない不思議な感じです。

無くなったので今更ですが、手軽に個人収入を解決する方法としては
SNS経由でサブスクモデル+販売・サポート収入のプラットフォームになっているnoteに進出でしょうか。


noteはGoogleで検索されますし、一部のnoteをYahoo!の機嫌?で拾ってくるようです

が、まだまだ閉ざされた経路だと思います。

コネでYahoo!(ニュースポータル)にも転載出来れば良いかもしれないです。あとは、MicrosoftのEdgeのNEWS表示なども表示される仕組みの変化では選択肢になるかもしれません(独占禁止法などとの関係は不明)。

noteのフォロワー数が二桁の人のnote呟きを拾ってるケースやよく分からないブログに飛ばしているのもYahoo!で見掛けたので可能性はゼロではなさそうですが、表示回数での収入ではないなら企業としての事業にはならなそうです。

広告宣伝費が事業収入の大半と言うのは普通のモデルで、それ以外だとコンテンツビジネスですが、様々な雑誌や新聞やニュースポータルが存在する中で独自記事や書籍と言うのは見られてナンボなのに広告ではなく更にその先のコンテンツビジネスが事業の主体になる経路は無いと思うのです。

やはり無理だと思う。


一部記事の行き先が出してる記事…

定年後「年収400万円ダウン」でも再雇用を選んだ65歳男性の悲しい末路。妻のひと言で退職を決意(週刊SPA!)

と言う記事がありました。

キャッチーな見出しで思わずYahoo!で読んでしまいました!疑問が幾つかあります。

  • 年収900万円だった人が再雇用で500万円を捨てて年金のみで生活するレベルにいきなり生活水準を落とせるか

  • FIREやサイドFIREやセミリタイアなどと言う流行りの言葉があり、実現に向けた主たる内容は「基礎生活費」「資産形成・維持」です。
    基礎生活費は生活水準に影響されます。年収900万円から年金受給のみへの突然の変更は一般的には不可能でしょう。

  • 年金だけの収入になる場合、年収900万円が最終的年間給与なら多くても年240万円税込程度です。健保・介護保険、所得税・住民税で減ります。

  • ローンが10年残ってるらしい、再雇用時(退職金?)に一括で払って終わって無さそうです。900万円の年収の生活水準は年金受給額とバランスしていないように見えます。

  • ローンのある年金生活、一括で支払えないレベルの残高があるならば、支払い月額も相応でしょう。生活水準を落としても年金だけで生活していくのにローン支払い能力を維持できるのか?

再雇用時に給料が減るなら仕事の内容変更や責任が減るなどしないと減額に違法性が生じますから、その辺りの匂わせと、良き妻の感動ストーリーなのだとは感じました…

が、簡単に生活破綻するので創作かな??違うなら計画性の補強をした方がや読者に有益だと思う。感情でローンは払えませんし、お腹も膨れません。

定年間近やFIREでも考えないと、給与所得者と言う定常的収入から年金のみへの収入変動による厳密なシミュレーションをする人は少数派で、書かれた内容を素直に受け取る人達がマジョリティだとは思いますので需要はあるかもしれません。


長い独り言でした