新大学入試の出題傾向~3つの傾向~
みなさんこんにちは。教育情報マネジメントの蔵下と申します。
今日のテーマは大学入試における出題傾向でございます。
大学入試における出題傾向ですね。どんな問題が最近増えているのかという視点で皆さんに説明をしたいと思います。
はい、最近の問題の傾向としましては、大きく三つに分かれると思います。
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読解力を要する問題
一つ目、読解力を要する問題が最近の大学入試では、増えております。つまり国語力ですね。英語が大事だと言われているのですが、英語以上に我々は日本人ですから、国語力の重要性が高まっております。注意してください。普段から文章に触れること。気がついたら時間が来てしまったと、時間切れになってしまいますから、 やはり普段から文章に触れるトレーニングは非常に大事だと思います。
会話文形式
二つ目 会話文形式です。会話文が多いです。センター試験は終わりましたけど、去年のセンターもそうです。ここ数年、例えば日本史Bは、ここ数年会話文形式が毎年取り入れられております。他にも、日本史以外でも多くの受験科目の中で会話文を取り入れておりますので、ご注意下さい。英語もそうですね。本当に会話文が多いですから、こういう会話文形式が増えているということが特徴です。
身近なテーマ
三つ目、身近なテーマ。これは一般入試以外にも、例えば推薦入試や総合型選抜もそうなのですが、身近なテーマから出題がされております。最近非常に増えています。つまり、新聞やニュースなどの時事問題が当たり前のように出題されているとこういう事実は、皆さん押さえておいていただきたいと思います。
では、この身近なテーマからの出題で、どんな問題が出ているかと言うと、例えば去年行われた2020年度のセンター試験では、ご覧のような問題が出ました。
現代社会になるのですが、東京オリンピックパラリンピックです。
1年延期になりましたけれども、オリンピックパラリンピックの話題が出ました。
あるいは成年年齢の引き下げのことが取りあげられたり、正規社員、非正規社員に関する最高裁の判決まで出ました。
働き方改革で、この2020年4月から中小企業の残業時間の上限規制がスタートしましたけれども、こういった働き方改革も取り上げられました。
倫理では、なんと人工知能AIですね、人工知能に仕事が奪われるという内容が取り上げられたり、あるいはノーベル平和賞を受賞されたマララさんが登場したり、つまり新聞やニュース、そして教科書に出ていないような内容が、新聞ニュースに出ていると、入試の身近なテーマの問題として、出題の対象になるということです。当たり前のように毎年出ていますので、やっぱりこれを考えますと新聞ニュースは、大事であるということです。
もう一つ付け加えますと、総合型・学校推薦型の小論文のテーマにも、よく時事問題が取り上げられていますので、やはり受験勉強をしながら、日々のニュースには必ず目を通してください。 新聞にも目を通してください。
スマートフォンを使って、そういったニュースを取得することできますから、日頃から新聞には目を通すということが、実は新しい大学入試対策につながるんだというふうに皆さん捉えていただいて、しっかり頑張ってください。
サポートいただければ幸いです。