日々を綴る(42)6月10~11日
6月10日
雨の日。空気がぬるい。考えて少しずつ進んでまた考えて、を今日も1日繰り返して、気付いたらあっという間に夜だった。
誰もいなくなった職場から出ると、時間のわりに空がまだ明るくて好きな青さで嬉しくなる。雲のかかり方と月も美しい。こういう瞬間に感動できる自分でいられることも、嬉しい。
6月11日
少し密度の濃い話をした。言葉や文章と実際に会ったときの温度感が違う、というようなことを言われて納得する。どちらが本当ということはたぶんなくて、どちらも本当の自分だと思っている。陰の自分もいるし、陽の自分もいる。わたしは実際に会って話すとオンライン上よりはずっと明るいらしいので、気兼ねなくお声がけください!と言ってまわりたい気持ち。
久しぶりに仕事終わりに海を眺めに行った。野生動物の存在を気にかけながら、昨日とはまた違った青さを楽しむ。幸せな瞬間。