日々を綴る(46)8月22日
休日のこの日、初めて、頭のマッサージへ行った。
仕事柄どうしてもPCやスマホを触る時間が長く慢性的な首のだるさを感じており、首をぜひほぐしてほしいと思い、オープンしてからずっと気になっていた店を先月から予約していたのだった。
丁寧にカウンセリングをしてくれて、1時間の心地よい時間。施術後に言われたのは「首も張ってはいるんですが、それより、ちょっと…頭の硬さがすごいです」というものだった。
休まずにがーっと物事に取り組んでしまいがちでは?というところも指摘される。とにかく意識的に「休む」と決めて自分がリラックスできる過ごし方をしてくださいね、とも言っていただく。人生まだまだ長いから…と。重みのある言葉。
PCとスマホを触る時間を減らすことはなかなか簡単ではないけれど、今日は仕事しない!とか、今日はしっかり休む!とか、それはちゃんとやろう、と心に決める。
午後は久しぶりに来運神社へ行ってお参りをする。
水を汲んでから、向かいのカフェへ。今年もここへ来てくれたふたりの顔を見てほっとする。ちょっとだけ高いメニューを注文して、居合わせた人びととテーブルを囲む不思議な時間。同じテーブルの彼らが去って、カフェのふたりとわたしと3人、この夏の出来事を話したり聞いたりしながらゆるやかな時間を過ごす。静かで、いい感じの風が吹いていて、最高だ。たくさんの人がいない場所が心地よい。いちごの成長を見にまた来よう、と心に決める。
「しっかり休む」モードになっていたので、夕方はお風呂に入りに清里まで車を走らせる。マッサージしてもらって血流がよくなったせいか、温度の低い方の湯に浸かっていたにも関わらず途中からのぼせるような感じがしてきて慌てて湯から出た。ヘアブラシを忘れてちょっと落ち込むものの、次の瞬間にはロングヘアだったらこれはなかなかしんどいだろうな、ショートでよかった、などと呑気に考えていた。
自由気ままに過ごしたよい休日だった。
こんなでいいのかな、と心配になるくらいだ。