日々を綴る(24)5月12日
漠然としたよいイメージは抱いていたものの、隣のさらに大きな町を目的地にすることが多かったせいでこれまで通過点でしかなかった町。の、本のある空間をいくつかはしごしながら数時間を過ごす。高台の住宅街、文化施設。不思議な大きな塔が立つ公園へは行きそびれてしまった。今度はそこでキャッチボールをしよう。
最近は午後の睡魔がすさまじい。復路の途中で車を停めて15分ほど目を閉じる。久しぶりに自動販売機で缶コーヒーを買って再びハンドルを握ると、そこからはすっかり元気になった。Podcastでラジオ番組を聞きながら走る。最近褒められたこと、自分の勝手な思い込み、愛用品、愉快な子どもの話。日常の中に散りばめられたそんな話題が何より面白くいとおしい。
人生の計画を立てた方がいいのかと思う気持ちが1mmもないわけではないけれど、これまであまりにも計画を立ててこなさすぎた。数年後のなんとなくのイメージに向かってなんとなく進んでみるということを、これからも続けていくのだろうか。目には見えにくいものの時間制限が設けられている物事もあるので、悩ましい。