スミソニアン博物館に○んこシリーズを探しに行く
前置き
地球の皆さん、はじめまして。
合法ショタ人型カビ宇宙人系Vtuberのゴウゴリウム・グウゴヴィラムです。学名です。
この記事を読むにあたってこれらの情報は頭に入れていただかなくてけっこうです。
(見出し画像:
https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/WDn-p4QqlLs)
本題
スミソニアン・オープンアクセスというサイトがあります。
こちらはスミソニアン博物館の収蔵品のうち何々万点をオンライン上で自由に見ることができる・かつcc0というライセンスが適用されているものはその画像を自由に使うことができるという実に素晴らしい、
人類の叡智の集合体といったサイトなのであります。
今回はこちらのサイトで価値あるうんこ・ちんこ・まんこを探していきます。
価値あるうんこ・ちんこ・まんことは
博物館に記録・収蔵されるくらいのうんこ・ちんこ・まんこが見てみたいなぁ〜〜って思ったのがことの発端です。
これらは生を強く象徴した三単語であり、他の意図もなく、決してポルノ目的の記事だと誤解されませんように。
人間誰しも一度はんこシリーズに取り憑かれ、笑い転げた時期があったはずです。
その頃の気持ちを思い出せる記事だったらいいな。
先に予想しておきます。うんこ・ちんこ・まんこの博物品の収蔵数の差異は、
男根崇拝の文化が各地で根付いたちんこが一番多く、
動物の化石や便器などで相当数が見込めるうんこはそれに追従する形、
存在が秘匿されタブー視されているまんこが一番少ないのではないでしょうか。
また、僕は、英語が堪能だとは言えませんので、
web辞書サービスweblioを使用して各単語を調べていく形を取っていきたいと思います。
たとえばうんこだけでもshit、dump、turd、dirt、poop、crapなどの類語が引っかかります。
これらを一つ一つ、スミソニアン・オープンアクセスを使用して調べていきます。それだけの記事です。
アメリカの小学生がPCの授業中にやってるんじゃないかな、こういうこと。
ここで「ん?」と思った方々は改・うんこ編にお進み下さい。
うんこ編
①shitで検索した結果がこちら
うんこのうの字も見当たりませんね。
左端の缶バッジはエセル・L・ペインという人種差別、男女差別に果敢に立ち向かっていった女性ジャーナリストの方が所有していたものらしいです。
bull shitでたわごと、とかでたらめ、とかそういう意味だそうなので、「ふざけんな!」とか「ふざけたこと言ってんじゃねえ!」という怒りのメッセージが強く込められているのでしょう。
物事に立ち向かう勇気を教えてくれる、さすがスミソニアン博物館。
入り口こそ不純ではありますが企画としてはよかったかもしれない。
②dumpで検索した結果がこちら
1,416件!?画像だけでも704件?
少々面食らったものの2ページ目以降は植物標本やなにかの帳簿の記録ばかりでした。
dumpはゴミ、投げ売りという意味もあるらしく、場所・地名として使われている方で多く引っかかったみたいです。
肝心のうんこが全然引っかかりません。
うんこじゃなくて虫の標本でした。
虫は苦手な方もいらっしゃるでしょうし、アップ画像を持ってくるのは控えます。
Spalangia boucekiとはイエバエ囲蛹に寄生するマレーシア産コガネコバチの新種、だそうです。ハエの蛹に寄生するハチってことか。
虫界の生存競争・弱肉強食・食って食われるかの世界は過酷でシステマチックであるとも聞きます。
新種として姿を永遠にとどめていけるこの個体は幸運なんだろうか。
うんこと見間違えてごめんね。
どんどん本物のうんこを探して遡って、「dumpエリアには本物のうんこはありませんでした!!」と報告できたらよかったのですが、
僕一人の手には余ります。
ぜひ、画面の前のあなたもdumpエリアでうんこを探してみて下さい。左のメニューからより詳細なフィルターも使えます。
③turdで探した結果がこちら
どうやらturdと言うのは相当汚い言葉らしく、さすがのスミソニアン博物館にはそういったものは置いてありませんでした。
使わないようにしないとね。
④dirtで検索した結果がこちら
虫の画像が引っかかって面食らったのでちょっとぼやかしました。こっちは虫じゃなくてうんこが見たくてきてるんだ。
いやそれより画像だけで3,030件?!これはとても探しきれないので左メニューから絞り込みます。
とりあえず植物っぽくないものを絞り込みたいから(この画像の下は植物標本祭りでした)植物を除外して……。
色味は近づいてきているが違う。多分、単語が直接うんこの意味を指すわけではないからなのかな。
気を取り直して次にいきましょう。
正直、次が本命です。
⑤poopで検索した結果がこちら
以前鳥が糞嚢を放り出す動画にハマっておりまして、その際チャット欄でpoop!poop!の大喝采祭りを開催していたんですね。
ですからpoop=うんこであることだけは知っていたんです。なのに……。
愕然とした気持ちです。大空を羽ばたいていく鳥たちもこんな有様では思う存分糞嚢を放り出すことなどできないでしょう。
それなら糞嚢で検索すればいいのでは……?
……なるほど。
次の単語で引っかからなかったら、もう少しきちんとうんこの英単語を調べて見ていくことにします。
⑥crapで検索した結果がこちら
鳥の話した後に鳥さんが引っかかるとは思わなかった。
この鳥はハチクイと言うらしいです。描いたのはウィリアム・ジョン・スウェインソン。
wikipediaだとアカノドハチクイが一番色合いが近いように見受けられますが、その種なのかなぁ。
美しいですね。うんこ探しで疲弊していった心が洗われるような。
これは鳥さんも安心して糞嚢を放り出せないということに同意してくれているのでしょう。天運は僕らに向いているぞ。
改・うんこ編
ここでweblioに戻り糞を引き直します。
僕は大きな勘違いをしていました。
"うんこ"をまるまるそのまま検索欄に入れた結果、スラングで糞を意味する単語ばかりが引っかかっていたのです。
ここからが真のうんこ編になります。気張っていきましょう。
①stoolで検索した結果がこちら
おまるだ!!!!!!111
興奮しました、失礼しました。
ちょくちょく引っかかってるボウルみたいなもの、Commode Potというのが便器用壺を指すようです。
これは椅子などを上からかぶせて使用するものみたいですね。
似たようなものにChamber Potというものがあって、そちらは寝室に置いておいた簡易的なトイレみたいです。
そのものじゃないけれど、近づいてる気がする!!
②Excrementで検索した結果がこちら
人間の排泄物を使った豹の狩猟、だそうです。
木の上から吊り下げられているものがうんこ(ないしおしっこ)であるということですね。
匂いが強いものに引き寄せられるから、そういう罠を作って集めて駆除……狩りしていたということなのかしら。
しばらくググっていると、同じ題材をより精細に描いたものがありました。
貪欲な豹は人間の排泄物を食べて死ぬ、というモチーフだそうです。
よく見ると上の絵もただ寝っ転がっているわけじゃなくて、死んじゃってるのか。壮絶ですね。
うんこを求め過ぎるとこの豹のような末路を辿ることになるのかもしれません。
③dung animalで検索した結果がこちら
やっと見つけました。これぞまさに、求めていたものです。
(お食事中の方もいらっしゃるでしょうし、リンクにとどめておきます。)
うんこの化石です!! 新生代第四紀更新世!!!!!!!!!
うわあ何がなんだかさっぱりわからないや。年代的には258万年前~1万年前までが更新世だとか。
膨大な数字のことを考えていると逃げたくなっちゃうんだよな。
さて、機械翻訳を通してわかったのは陸生の哺乳類のものだということです。
どうでしょう、この形、この質量。古代の息吹を感じるというか、改めて何万年前にこれを遺した存在がいると考えると不思議なものがありますね。
こんなに良い状態で残ってるのもすごい。食べた草の感じまで残ってるんですよ。
これ以上のうんこは出てこないと思うのでうんこ編はこのあたりにしておきます!!
ちんこ編
①penisで検索した結果がこちら
予想に反して、その結果は寒々しいものでした。
2ページめにはネズミの解剖にまつわるなにかやアカボウクジラの死骸の写真(ちんこあり。死骸なので直リンは貼らないでおきます。気になる方は調べてみてね。)などが引っかかったものの、それ以外には特に見当たりません。
その時悪魔がささやきました。
cc0のチェックボックスを外せばもっといろいろ出てくるんじゃない……?
(なんでもっとはやくにささやいてくれなかったの?)
案の定、モロではないけどそれに近しい方向性のものが沢山出てきました。
これらの画像はcc0ライセンスではないため、直接画像を持ってくることは控えますが!やっと会えたね!
貝でできたペニスキャップだとか、ペニスを持つ偶像だとか、もう右斜めとか左斜めとか見れば宴だァ〜って感じです。
しかし、それでも思ったよりかは少ないですね。数量としては。
思いつく単語、古代ローマで崇拝されていたというFascinusだとか、
読み方までかなり怪しいTintinnabulumなどを入れてみるものの、それでも見つかりません。
単純にデジタルアーカイブ化されていないだけなんでしょうか?
ちんこ編は以上になります。
どなたか、penis以外に検索に適切であろう単語を知っていらっしゃいましたら教えて下さい。
注、このあたりから使用していたPCがブルースクリーンを吐くようになりまして、別端末からの執筆に切り替えています。
まんこ編
①vaginaで検索した結果がこちら
cc0ライセンスのみのバージョンだと15件、画像は7件!
そしてかなり直接的にまんこが出てきて驚いた。
カール・ニューマンという方が描いた、もう直接切り抜いてみましたという感じの絵ですね。潔さすら感じる。
上のリンクから作品群を見ていただけるとわかるんですが、お尻や女体の丸みが本当に好きだったんじゃないかなという裸婦画がたくさん出てきます。
cc0ライセンスでないバージョンだと167件、画像は32件!
膣洗浄に(民間的には避妊用としても)使われていた薬、呪術用の女体らしい肖像彫刻など。
そのものにまつわるものよりも、避妊用具が目立ちますね。予期せぬ妊娠との戦いの歴史でもあったのだろうな……。
それに女体・地母神としての信仰は聞いたことがあるけど、まんこそのものを崇めている文化はあまり聞いたことないかもしれない。
あったとしても男根と合わせて、豊穣の象徴としての働きが強いような気がします。
そんなことないよ!こんな文化があるよ!って知っていらっしゃる方はぜひ教えて下さい。
また、まんこ編も以上です。
penisもvaginaも思ったより少なかった。
とはいえカール・ニューマンさんのモロ渾身vagina-illustrationが最初に出てきたから満足してもいます。
それでは最後にウィリアム・T・ワイリーという方が描いた絵のリンクを貼ってお別れしたいと思います。
本当に寝苦しい夜に見る悪夢のような、欲望を解放したうたた寝のような、そんな趣がありますね。
結論
現状、スミソニアン博物館でうんこ・ちんこ・まんこを探そうとするのは割りと根気がいる作業。
もしそういった美術品、骨董品、文化に触れたいのなら
大英博物館のデジタルコレクションのほうが見つかりそうな気配がします。
dung animalでの検索結果は35件!
penisでの検索結果は682件!
vaninaでの検索結果は21件!
う~~~ん、古今東西、ちんこが好きな文化が多すぎる。
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