3月6日
毎日、トピックだけでもまとめておけば、こんなに一週間やったことを憶えていないということもないのだけれど、
きっと僕のことだから、
わかっているけどやれないっていう、植木等っぽいけど違うっていう感じになるんやろうな。
なにしたか全然憶えてないですわ。
トホホ。
34歳なんですけど、今年初めで扶養から外れて、
保険証を失ったので、区役所に行っては、不備で追い返されてを繰り返した。
まったく身分を証明できない期間があったのだけれど、身分を証明できないっていうのは不安だった。
本当ならば、俺やぞ。俺は俺やぞ。で十分やんかって思うんだけど、
社会に生きる以上は、社会に生きる以上って打ち込んだら最悪な気持ちになったので、これから先は書くのやめますね。
必要なものさえ揃えて行けばすぐ国保をもらえたので、必要なものを携えていくのは大事。
相変わらず稽古の日々なのだけれど、今は「わいわいぽかぽかほりでー」の稽古。
おぎやはぎの矢作さんがDVDの副音声で
「一度作ったものを改めて作るのは最悪の作業」
と、言っていたのだけれどまったくその通りで、稽古開始してからしばらくはモチベーションが上がらなかった。
でも、まず今回の新しいコンセプトを考えて、
それにともなって新しいアイディアが思い浮かんで、って順番にしていくとモチベーションも回復してきた。
新しいアイディアを稽古場で試すと、それがべらぼうに面白くて、呼吸できなくなるくらいだったので、やる気出すもんですね。
アイホールで、break a legのチラシの撮影の帰り、ペレイラ君と話し込んだ。
演出って孤独よねえっていう話題が主で、あとは誰からも愛されて気がしないっていう嘆きを聞いてもらったり。
安住の地「ボレロの遡行」を見ました。
後半に向かって情報が詰まっていくのが安住の地の面白さだと思うのだけれど、僕がその方法自体を面白く思えないのかもしれない。
作品にうまく乗れたなら(乗せるための工夫を作品はしている)、熱狂できるんだと思うのだけれど。
終わったあと、偶然同じ回を見ていた大石君に声をかけられて、そのまま会場を出たところで話していると、女の人に会釈された。
ただでさえ顔を憶えるの苦手なのに、マスクでなおさら憶えられない。
わからないまま、カクカク動きながら会釈すると、大石君が「あ」とか「どうも」とか言って、どうやら知り合いらしい。
その女の人はお寿司の南野さんで、お寿司の芝居も南野さんも好きなので、緊張しながら話しました。
みなみ会館で「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を見ました。
大変だ大変だと思っていたのだけれど、そうやって言葉にしながら見ていたからあんまり悲惨な展開にダメージを食らってなかったかなあって思ったのだけど、帰り道、必要でないお菓子とかジュースとか散財しちゃったので、食らってたのだと思う。
でも、生贄にならってもらった気がして、寝て起きたら元気になってた。
大山崎山荘美術館の「みうらじゅんマイ遺品展」に行った。
一つ一つのものは別段おかしくないものだと思うのだけれど、
それを集められるとこんなにおかしいものだったのかって気付かされる。
でも、そのおかしさは魅力。面白くて何度も笑ったのだけれど、安心からくる笑いだったと思う。
お昼前に到着して、30分くらい行列に並んだのだけれど、帰りにはその行列が倍くらいになっていて、戦々恐々とした。
一時間くらい待たされるのなら、もうええかなってなってたかも。
内田樹「日本辺境論」
松下茂典「捕手ほど素敵な商売はない 森祇昌VS.野村克也」
戸部田誠(てれびのスキマ)「タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?」
を読みました。
落合監督についての本を読んだときもそうなんだけど、
日本の社会の仕組みから逸脱できる人間がときどきいて、
その人たちは総じて魅力的だなあって思った。
お金なさすぎて笑う。
笑ってる場合じゃない。
明確にピンチ。
焼肉つれてってくれ。