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ARI Week14 LAR@ARI戦 感想

 こんにちは、gotuです。試合の感想まとめていきます。
※注意 感想ですのでがっつり試合のネタバレを含みます。まだ試合見てないよ、これから見るからネタバレはちょっと、という方はまず試合の方を見てください。見終わったらよかったら見に来てください。





エースの精彩が欠けてると厳しいね

 昨日までの試合の内容でNFCのPOコンテンダーが悉く勝ち、SEAが息を吹き返してきた感じがしたりとARI的に嫌になるなと思う中、迎えたMonday Night FootballのLAR戦。今日勝てばPOへの進出が確定するかつ地区優勝がほぼ確定する今回の試合、結果は30-23で敗戦となりました。これで1勝差とまだまだ地区優勝争いが混迷を極める形になってしまいました。内容としては相手はTOなしに対してこっちは2INT献上にギャンブル2回失敗、相手のドロップに助けられてる分も合わせると7~8回TO献上しかねない感じでMurray、あとHopkinsの精彩が欠けてたなといった内容でした。LARが全体的に集中力高くプレーしている中、ARI側は全体的に散漫とした内容だったように感じました。

では気になった点

ミドル以上はよかったけど投げる余裕がない

 初手で控えレベルな両Gに怖さを見せつけたDonaldによりプレッシャーが怖かったのかMurrayは終始手にボールついていないように感じるプレーが多かったです。そんな中でもRamseyが急遽お休みなこともあってCBとのマッチアップに多少有利な部分があったのかミドルレンジ以上はちょくちょくいいプレーがありました。

 しかし、今年のMurrayの持ち味となっていたサイド際のバックショルダーのロングは微妙にコントロールがずれていましたし、ショートについてはラインマンが近いせいで落ち着かないのか判断自体が微妙な部分が多かったように思います。Donaldは最早反則な選手なのである程度やられてしまうのはしょうがないのですが、それを織り込んで落ち着いてプレーしてほしかった…。Ramseyを欠いたことで逆に奮起したのか相手CBの集中力がかなり高く全体的に常にぎりぎりな内容だったのでそこから消耗している部分もありそうで、ターンオーバーも出るわなとは思いましたが、ターンオーバーののタイミングが悉く悪かったですね。こうなっちゃうとやっぱりしんどい。

Connerぱない

 今回の試合においてOLは終始苦しい内容でしたが、Connerは終始いい働きをしていました。ゴール前は彼がある程度安定させてくれてます。恐らくここまで持たされてますから相手も来るとわかっているだろう中でも結果を残し続けてるのは素直にすごいですね。

キャッチ数もトップの9とランにパスに存在感を発揮してくれました。まぁRBがキャッチ数トップはパスO#において健全とは言えないので喜び難いですが期待に応えてくれているのはうれしい限りです。
 ただ最後のプレーで怪我したらしいという情報がちらっと入ってきました。本人は大丈夫だと言っているようですが大事にならないことを祈るばかりです。

さて相手チーム

絶妙すぎたパス

 相手チームについてですが、正直全選手よく集中してたなと思うのですが、Sttafordのパスが悉く絶妙な位置やタイミングだったなっといった点が一番印象的でした。数本はちょっと甘いパスもありましたが、勝負所でDBがついていてもぎりぎり触れない絶妙なパスを何度も通されました。Marco Wilsonは新人なこともあり何度も狙われてしまいましたね。2TDは彼のマッチアップでしたがどちらも絶妙で、これは相手を褒めるしかないなといった感想でした。Marcoこれを糧にステップアップしよう…

Van JeffersonへのパスはAlfordどういう役割のつもりだったんだろうか?って疑問符とJThompsonは体勢の状態で既に負けていたのでパスがしっかり奥に落とされちゃあれはどうしようもない…

あとちょっと小さく

小市民な我がチームのHC
 
今日の試合でつくづく感じたのでちょっと。なんか雰囲気はイケイケでがんがんギャンブルも決めてくぜって感じなARIのHC K2。ギャンブル行きたい場面でギャンブルをするまでは変わらないのですが、チームが不調だったり劣勢になるとそのコールが単調で無難なコールで置きに行きがちで小物感があるなと。2つ目のHopkinsドロップで失敗となったプレーについてはまだ攻めているプレーだと感じていたのですが、4Qの4&2ydでのConnerのラン、あれは1回うまくいったからという置きに行ったプレーだったなと感じました。調子いい時だとQBラン or ミドルレンジへのパスだったと思います。(個人的にQBランで勝負も好きじゃない Air RaidO#出身なんだしパスで魅せてほしい)
 失敗はしょうがないと思ってはいるのですがチャレンジした結果としてそうであってほしいというのが自分としての思いです。
 この小市民な感じに去年の最終戦を思い出しました。最初に試合をあきらめたのこいつだったなーと。
 さてこんな肝が半端に小さいHC、POの荒波にどこまで勝負出来るのかが一つ見ものになってくるかもです。

VJD#の限界値
 
もともと一発だけは出来る限り無くし、プレー数を重ねさせて相手のミスを待つタイプだと感じているVJのD#、刻むプレーを苦にしないBradyやRogersなどがいる対POコンテンダーにはちょっと厳しいように感じるなと。 
 あとランD#についてですね、今日の試合を見て改めILBのルールが多分おかしいのと選手の質として両OLBが横の動きに弱すぎるのがしんどい主な理由かなと自分は思いました。これは多分解消できません。DL頑張ってくれとしか言えないな…
 ブリッツ等の勝負勘も正直冴えてるかは微妙なラインなのでPOコンテンダー相手には厳しい雰囲気を感じています。
 誰かステップアップしてほしいですがいきなり強くなる選手などいませんから、唯一起爆剤になりえそうなWattのPOでの復帰を願うばかりです。

最後に

 勝っておきたかったLAR戦、負けてしまいました。これで地区優勝もおそらく来週戦までもつれます。またTB、GBと勝ち数が並んだことでPlayoff Picture的に第3シードまで落ちました。
残りの4試合ですが
ARI:@DET、IND、@DAL、SEA
LAR:SEA、@MIN、@BAL、SF
残り試合、勝ち数が同数なら同地区戦の内容的にARIは依然有利です。SEA or SFがLARに勝てば勝ち数を越えられない限りはARIが地区優勝です。次の要素である別カンファチームとの共通試合の戦績ですが、こちらはTENに勝っているARIがやや有利に見えます。まぁ勝数、上で終えたて素直に地区優勝を喜べる体制と作りたいですね。
 また、第1シードの芽についてですが、他カンファのトップチームの残り試合、

TB:NO、@CAR、@NYJ、CAR
GB:@BAL、CLE、MIN、@DET
DAL:@NYG、WAS、ARI、@PHI

 ざっくり見た限り、個人的な印象としてはTB有利な印象です。ARIの芽があるとしたら残りの試合全勝したらワンチャンって感じですね。でも残りの試合がどれも正直しんどい…
 さて次は@DET戦です。LAR時代に苦渋をなめさせられたGoffがいるチームです。Goffに限らず、パス精度のいいQBに苦戦しがちな点、ぎりぎりをたまたま押し切られているだけで得点力がないわけではない点も鑑みると、POの可能性がなくなったチームだといっても全く油断できません。今日の敗戦を引きずらず一歩一歩立て直してほしい限りです。

以上。


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