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ロジカルシンキングの聖書を読む #31



論理的に「メッセージ」を伝える

メッセージとは、相手が抱える課題に対して答え、反応してもらうこと

メッセージに必要なのは

  • 課題

  • 答え

    • 結論(空)

    • 事実・判断(雨)

    • 方法(傘)

  • 相手に期待する反応

    • 相手に理解してほしい

    • 相手にフィードバックしてほしい

    • 相手に行動してほしい

である。

答えが伝わらないのはどのような時か?

  • 結論

    • 課題の答えではなく、自分の答えが述べられている

    • 状況によって結論が異なる

  • 事実・判断

    • 事実と判断の区別ができていない

    • 前提条件が擦り合ってない

  • 方法

    • 具体性に欠ける

    • 個別性に欠ける

横の論理を固めるーMECE

チェック項目は次の2つ。

  • 漏れとダブりがないか確認する

  • 答えるために、意味のある切り口になっているか確認する

    • 業務改善であれば、主体や期間、コストなどが考えられる。

困った時は次の方法を用いる。有用な順に並んでいる。

  • ビジネスフレームワーク

  • 5W1H

  • まず「XかX以外か」で分けて、X以外をさらに分解する

  • 要素出しからのグルーピング

縦の論理ーSo What?とWhy So?

So What?とは、手持ちの情報や材料の中から「結局どういうことなのか?」を抽出すること
Why So?とは、「なぜそのようなことが言えるのか?」と検証・確認すること

スライド作成を例に考える。
そのキーメッセージは、本当にボディをSo What?できているか?
キーメッセージにWhy So?と尋ねたとき、そのボディだけで説明できるか?

  • 観察のSo What?/Why So?

  • 洞察のSo What?/Why So?

    • データを観察のSo What?/Why So?した上で、課題に照らして元のデータとは異質な要素を抽出し、同時に本当にそのようなことが言えるのかどうかを検証すること

論理的な構成

論理とは、結論と根拠(もしくは方法)という複数の要素が、結論を頂点に、縦方向にはSo What?/Why So?の関係で階層をなし、また横方向にはMECEに関係付けられたものである。

本書における「論理」の定義

論理構造の要件

論理構造におけるすべての要素、すなわち結論・根拠・方法は次の3つの要件を満たさなければならない。

  1. 結論が課題の答えになっている

  2. 縦方向に結論を頂点としてSo What?/Why So?の関係が成り立つ

  3. 横方向にお同一階層内の複数の要素がMECEな関係にある

2つの基本的な論理パターン

  1. 並列型

  2. 解説型

    1. 事実

    2. 判断基準:きちんと明示されており、かつ課題に答えるために妥当なものである

    3. 判断内容

次のアクション


  • 日経の記事を読んで、So what? / Why so? の練習をする

  • 解説型の論理の事例を集める

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