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「理想を語っても、結局勝たないと意味がない」と言われた僕のアトラエでの挑戦

株式会社アトラエに新卒で入社した後藤駿太です。現在は成功報酬型求人メディアの「Green」で新規開拓営業を担当しています。

サムネイルの写真くらい笑えよって感じですが、写真撮られるのが苦手で、、こんな写真になってしまいました。。

今回のnoteではアトラエへの入社理由、そして今何を感じているのかということを嘘偽りなしで執筆していこうと思っています。


経営理念なき経済は罪悪であり、経済なき経営理念は寝言である

アトラエへの入社理由

学生時代は体育会ラクロス部の活動とバイト(某運送会社)でほとんどの時間を使っていました。ラクロスからは僕の人生の全てを学んだと言っても過言ではありません。ラクロス部での日々はそのくらい濃密な4年間でした。

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(リーグ戦最終戦後の写真)


まずはラクロスでの経験を通してなぜアトラエというベンチャー企業に入社することを決意したのかを書いていきます。

僕の中でアトラエを選んだ理由は

この会社が世界規模の会社になることが社会を変革することの一歩になるかもしれない。そんな会社を自らの手で創っていきたい。

会社でもスポーツでも、理念やその組織の目標などがあることが多い。ラクロスをやっていて歯痒かったことが、

理念を追求すれば勝てるというわけではない。
また、勝利=理念の達成でもない。

という事実だ。

ラクロスをやっていた時も自チームには理念やフィロソフィー目標があった。

当時の立教ラクロス部が掲げていた理念やフィロソフィーは以下の通りです。

理念:ラクロスを通じて世界で活躍する人材を輩出する
フィロソフィー:150人全員が勝因になる
目標:全日本学生選手権優勝

これらのものを掲げ、それに見合う組織を全員で目指していました。そしてこんなチームがラクロス界に誕生したら、いい影響をラクロス界に与えられると思っていました。

参考:チームの幹部になった時の後藤少年のブログ


壮大な理念を掲げ、最高峰の目標を目指しながら過ごした最後の1年間は僕にとって週刊少年ジャンプ(友情・努力・勝利)のような部活生活でした。

ただ、結果からいえば、コロナで規模が縮小されたリーグ戦の初戦で、4年間ライバルだった武蔵大学に完敗した。

立ち上がるやーつ(武蔵戦)

(完敗した武蔵戦)


試合に負けた後、

『理想を語るのは自由だけど、結局勝たないと意味がない』

みたいなことを各方面から言われたことは今でも忘れられません。

確かにそう思う。確実に真理だと。特にスポーツにおいては。

もしかしたら、理念を掲げなければ目標への最短距離が変わったのかもしれない。

もしかしたら、理念があることによってどこかの意思決定で目標への近道を選ばなかったのかもしれない。

もしかしたら、ただ勝つことだけを考えれば僕らは日本一になれたかもしれない。

だけど、僕は大学スポーツ、ましてやラクロスにおいてそんな生き方は絶対にしたくなかった。

特にコロナ禍において不要不急かもしれない『スポーツ』をなぜ今必死こいてやっているのかを自身に問いかけた時に自分の勝利のためだけと答えるのは絶対に出来なかった。(僕の周りのチームでもコロナで学校から申請が降りずリーグ戦に出れなかったチームもたくさんありました。)

参考:ラクロスの理念や考え方


「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」(二宮尊徳)

僕が常に頭の片隅に置いている言葉だ。これを言い換えると、

「経営理念なき経済は罪悪であり、経済なき経営理念は寝言である」

大学ラクロスに置き換えると、

「理念なき勝利は罪悪であり、勝利なき理念は寝言である」

と捉えていた。

要は、理念と成果という二兎を追いどちらも逃がさないという状態が理想であるということだし、それを実現できる会社や組織が社会に価値を提供できる会社、組織であると信じている。

僕が見てきたほとんどの人は勝てないことをきっかけに自分が掲げた理念を追い求めなくなる。(勝利への近道のために選択をし続けるようになること)

それってそもそも勝つ意味あるの?

なぜ勝ちたいのか。勝った先にどんな景色が待っているのか。

僕はラクロスで成し遂げることができなかった自分の理想をビジネスの世界で成し遂げたいと思っている。

誰よりも意味のある勝利にこだわり抜きたい。

大事なのは最後まで信念を貫き諦めないことだと思う。


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(アトラエの入社式で宣言した自分の人生の哲学)


そんな中でアトラエという会社は、理想の組織を創りながら、事業成長も追求している会社だと社長が説明会で参加学生に強く伝えていた。

もう少し掘り下げると、アトラエにはフィロソフィーのひとつに『四方よし』というものがある。四方とは「社員・顧客・株主・社会」を指す。

参考:アトラエのフィロソフィー

要は、誰にとっても(どの立場の人にとっても)誇れる組織を目指しているということだ。

ここの会社だったら本気で自分がラクロス界で創りたかった組織が創れることを確信した。

何よりも、僕が大切にしていることは、世界を変えたければ自分が心から信じる信念を貫き、勝利を渇望し、諦めないことだと思う。

そんな生き方を実現させるにはアトラエしかないと思った。

だから僕は、アトラエへの入社を決めた。

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何しにアトラエに入ったんだっけ?

実際にアトラエに入ってからの苦悩と覚悟

①失敗することを恐れ、自分が出来ることの貢献だけを繰り返していた前半 〜やりたいを作り続け、出来るを増やす〜

Greenの新規開拓営業に配属された僕はとにかく早く圧倒的な成果を出したかった。いち早く、セールスとして独り立ちをし、いち早く全員を抜かして自分が成果を持って先頭に立つ。そのために出来ることをする。頭の中はこれしかなかった。

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半年経って、最低限以上の営業は出来るようになった。先輩たちからも過去最速の立ち上がりと言われた。

ただ、その時に自分の中で感じたことが『これ何のために頑張ってきたんだっけ?』という感覚。

もちろん「受注金額=事業の成長」ではあるが、じゃあ自分の力でこの金額を2倍、3倍にできるかと言われたら今は出来ないし、”このまま”生きていてもできるようにはならなさそう。

ドライな言い方をすれば、ただ1年目のやつが最速で普通のこと(最低限求められている基準)ができるようになったというだけ。

『何しにアトラエに入ったんだっけ?』

営業は楽しかった。成果も出始めていた。チームの足を引っ張っているわけでもない。でも、だからといって自分がなりたい姿には一ミリも近づいていない。

スポーツでいうところの若い時に、Aチームに入り、何となく足を引っ張らないように日々自分を誤魔化し続けながら生きている。中長期的に見たら全く育たない選手に近づいていると思った。

基本的に、試合に出た時は今の自分が”できること”で戦うしかない。

そのため練習時に、いかに自分が”できないこと”に挑戦し続けられるか。ここに向き合う覚悟がないと自分のありたい姿には一生近づけないし、アトラエのど真ん中にいるべき人材にはなれない。

『何に満足してんねん自分』

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ただ自分にできる範囲のことだけをやり続け、満足した気になっていた。新しい挑戦をせず、現状に満足しようとする自分に気づきながらも、それでも失敗を恐れ何もできない自分がいた。

そんな自分の不甲斐なさと、会社のビジョン達成のために全く尽くせていなかったことを学んだ最初の半年だった。ここで導いた考えが、

『やりたいこと/やらなきゃいけないことを作り続け、そのために出来ることを増やし続ける』

ビジネスでは、これに尽きるんだと今は思う。(思い返せばラクロスもそうやって上手くなってた。練習で自分の得意なプレーしかやり続けない人は絶対的な存在にはなれていなかった。)


②「やりたい」を増やすには会社/事業/チームをどうしたいのか考えよ
〜社長がなぜ経営者視点を持てと言っているのか〜

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やりたい=自分が挑戦したいことと捉えている人が多い。

もちろん自分のやりたいことも大切ではあるが、何のためにやるのかが最も大切であると思う。

僕もアトラエに入って経験したが、自分はやるべきだと思うし、やりたいことだけど、チームメンバーや先輩から反対されできない時がある。自分がやりたいと思ったことが出来ると、一見自分に裁量があるように感じ、成長実感らしきものが得られる。逆に、否定や反対された時は、自分がやりたいことを邪魔されていると感じてしまう。

当時の僕は、先輩に反対された時、単純に「注力するべきところが違うから分かり合えないだけか。」と流していたが実は違っていた。

先輩は常に、その戦略をやった時に事業の成長にどう寄与しそうかを逆算した上で判断していると気がついたのだ。

意思決定とは常に覚悟と責任を伴うものであり、そのためには会社のためになぜこの施策をするのか、そしてその施策にチームメンバーを巻き込む価値がどれだけあるかをより大きな視野で、かつ高い視点で考えることが重要である。

なので、今は常に経営者視点で考えるよう意識している。
(まだまだだが、、、)
(お前そんな視座の高い意思決定普段できてなくない?というツッコミはここでは一旦待ってください。。)


③アトラエは完成されている組織なのか
〜自分がどうありたいのかを考え、覚悟を決めた〜

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(説明会資料より抜粋)

しばらくこの謎は解けなかった。アトラエは完成されている組織なのかという問いについて。

一見、アトラエはいい会社だし、中に入った瞬間は完成されている組織に思えた。ただ、別の角度から問うてみると

・ビジョンである世界中の人々を魅了する会社になれているのか
・アトラエが今のまま1000名規模になった時に果たして機能するのか

この2つの問いに関しては現時点では明確にNOと言える。(そもそも悔しいことに僕の周りでアトラエを知ってる人ほぼいない。)

そして学生時代に受けた面接を思い返すと、これからのアトラエを創り続けていくことを期待され自分は採用されたはず。

最初の半年間は、自分が出来る貢献を考え、目の前の事に対して全力を出し続けた。しかし、それではアトラエの経営者に近づけないし、なりたい自分にもなれない。

・今一度、自分が何のためにアトラエに入り、何を成し遂げたいのか。

・アトラエを理想の会社にしていくためには何が足りないのか。

・今後、アトラエが直面しそうな課題は何か。

・そのために今自分は何をすべきなのか。何をできるようにしないといけないのか。

・とにかく上記を繰り返し思考し、行動し続ける!

・原理・原則・本質!(社長によく言われます)

この半年間で思考が変わった。

かっこよくあろうと覚悟を決めた
改めて自分がどうありたいのか考えた

『結局お前はどうなりたいねん?』

いつだって苦しい時はこの言葉を自分に問い続けるようにしている。

とにかくかっこいい人間になりたい。

かっこいい人間を一言で言うならば、組織を創り守ることができる人のことだ。

ありたい姿を実現させるためには、おそらく今から10000回くらいレベルを上げないとなれないほどにまだまだ遠い存在だと思っています。

そして、何よりも1番大切なのはそんな大変なことを乗り越えるだけの価値がある志と覚悟を自分の中で持ち続けることだと思ってます。

自分がもっと成長して成果を出し続ければアトラエが変わる、そしてアトラエが成長して最高の組織と事業があれば社会がよくなる。

そんな理想を実現するべく、もっと生まれ変わろう。強くあろう。そしてかっこよくあろうと覚悟を決めた入社10ヶ月目でした。

これからもどうぞよろしくお願いします!!

そして僕を知る人は今後にも期待&大注目をお願いします。
いい意味で必ず裏切ります!



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