カヤックでそろえたいモノ

夏も終わり、そろそろ肌寒く感じる日も多くなってきました。
川の上で快適にすごすには、適した服装をするといいです。

カヤックでそろえたいモノシリーズ第4’回。
ドライパンツもいいけれど、ウエットパンツもいいんです。
その特製を知って使い分けましょう。

ウエットパンツについて。

いい点は、
 廉価
 選択肢が多い
 ケガ防止
の主にふたつ。

ウエットパンツは、ドライパンツに比べてお手頃価格なのが、うれしいです。
お手頃価格なものからドライパンツに近い価格のものまで、種類が豊富なのです。
生地が厚いので、泳いだときに岩や脚が直接当たらず、ケガ防止になります。
また、身体にぴったりしているので、水の中で動きやすいです。

ウエットのウエアは、生地と肌の間に水が入り、その水の層が保温を助けてくれるしくみ。
ぴったりしているほど中の水が出入りしないので、保温性が出ます。
足首とウエスト部分がブカブカしていると、かなり保温性が落ちます。
なので、ウエットパンツは既製品がぴったりサイズじゃなかったら、オーダーをおすすめします。

シークトルースのウエットパンツは、オーダーで20%(4000円)アップなので、サイズをぴったりに作っちゃうのがいいです。

わたしは、スキンズというコンプレッションタイツを身に着けたサイズで、オーダーしています。
そうすると、タイツと同じように圧迫されるので、腰回りのまとまり感が出てパフォーマンスがアップする気がします。
ウエットパンツを履いたほうが、体幹がしっかりするような。

値段の違いは、生地。
厚さ、柔軟性、裏地の種類によって、価格が変わります。

● 厚さは1.5mmのものから5mmまで。
薄いものは動きやすいのですが、保温性が下がります。
厚くなるほど保温性が上がりますが、フィット感が損なわれます。
目的に合わせて選ぶといいです。

基本的に上半身は大きく動かすので、薄手のものがおすすめ。
1.5mmのものは、春~秋はアウターに、冬はドライジャケットのインナーとしても使えるので、けっこう便利。

下半身はそれほど大きくは動かないので、寒がりなひとは厚いものがいいです。
5mmは冬の水に使っても冷たさをまるで感じないです!

● 柔軟性は生地によってけっこう差が出ます。
同じ厚みでもお手頃価格のものよりは、高い価格帯のもののほうが柔軟性が高く、柔らかさも長もちするように思います。

● 裏地の種類が豊富。
ジャージの貼ってあるもの、銀色にになっているもの、ふわふわの生地が貼ってあるもの。
それぞれ、着脱のしやすさと濡れにくさが違います。

一番温かいのは、ふわふわの生地が貼ってあるもの。
最近はその生地に工夫が凝らされていて、ウエア内に水が入っても濡れてる感がなかったりします。

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ウエットパンツのデメリットは、窮屈なところ、肌が直接濡れるので、長時間漕ぐときは寒いことでしょうか。
体型にピッタリと合っていないと、泳いだときに肌と生地の間の水が出入りしてしまいます。

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