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青梅奥多摩の観光を磨きあげる

「奥多摩&青梅エリアの観光データを活用したコンテンツ造成・磨き上げ勉強会」に行ってきました。

実施運営しているのは、青梅市、青梅市観光協会、奥多摩町、奥多摩観光協会、沿線まるごと(株)、東日本旅客鉄道(株)、(株)リクルート、(株)ブログウオッチャー。

事前のチラシには、「東京都は、官民の様々なデータの利活用を促進し、新たなサービスの創出を後押しするデータ連携基盤」「東京データプラットフォーム」を運営しており、その先行事例として新たなデータ利活用にユースケースを創出するプロジェクト「ケーススタディ事業」を行っております」とあります。

で、写真のようなビッグデータを読みとりつつ、今後の傾向をさぐるのかなー、なんて期待しての参加でした。

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勉強会は一部と二部があり、一部は観光資源とコンテンツから、体験コンテンツを作ったり、磨いたりする考え方や方法について。二部はリクルートのじゃらんの奥多摩&青梅のデータから他地域との比較で読み解く。といった内容でした。

まず、自治体と観光事業者が集まっての勉強会開催は、とてもいいことだと思いました。目線を同じにして対話できる機会となります。

一部の森田氏のツアー造成と磨き上げについては、考え方や事例紹介で、とてもわかりやすい内容でした。

一番目に「ユニーク」という言葉が印象に残りました。意味は、比類のない、珍しい、唯一、独自、独特など。そこをしっかりつかむことが重要なのだと、改めて思いました。

青梅奥多摩の強み

駅近アウトドア

青梅奥多摩は電車が走っていることがとても大きい。しかも、週末は1時間に2本も電車が走っている。で、さらに駅から歩いて数分で渓谷に行けちゃうという立地。

車の運転が苦手なひとが来やすい場所ということ。実際に車で煩わしく感じるのが、駐車場を探すことだったり、狭い道ですれ違ったり、Uターンすること。車を使わずに遊びに行けるなら、それに越したことがないと思うひとはたくさんいると思う。特に最近は車を持っていない若者も多いわけで。

ここはめちゃくちゃ強みだと思う。

二番目に「自分だったら」で考えること。ひごろ車移動していると、電車移動の良さや不便さなどが感じにくいです。

だから、大きなスーツケースを持ちながら、電車を使って、みんなで青梅奥多摩周辺を歩いてみようかしらね。そうすると不便に感じるところ、あるといいサービスなどが考えられそうです。

たとえば、立川駅周辺に大きなコインロッカーを多数設置して、身軽に奥多摩方面へ行って帰ってこられるようにするだけでも、すごく快適になるんじゃないかな。モノレールの下とか、設置できそうな場所はありそうだし。

それと、立川から奥多摩行きの直通バスを運行するとか。

富士五湖も新宿から直通のバスがあるから、けっこう行きやすい。それみたいに新宿や立川からバス一本で奥多摩方面へ行けたら、ものすごく便利。(というか、座ったまま立川や新宿までいけたら、地域住民にとっても便利だと思います)

(↑こういうことを言うと、きまって、できない理由を並べるひとが出てきますけどね。)

東京の水源であること

東京都つながっている多摩川が真ん中にあることも、他にはないもの。そもそも東京の西側は130年前までは神奈川でした。多摩川という水源を確保するために、東京(当時は東京府)になった経緯があります。
その水をはぐくんでいる水源林や、多摩川を流れる水については、もっともっと深く掘れるものがあると思っています。

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後半のデータ分析については、ひじょうにがっかりしました。というのも、こちらの写真のような、ひとの移動などいくつかのデータから傾向を見るわけではなく、じゃらんの申し込み状況のみからの年代や数やカテゴリー分析だったからです。

たとえばこんなデータとかが見られるのかなー、なんて思っていました。

https://twitter.com/ShinagawaJP/status/1680522349420920832

ちなみにこういったデータは、この本にまとめられています。これをぱらぱらめくると、ヒントがあるかも。

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そもそもじゃらんのOTAは、9年ほど前にもこういった説明会があり、登録した事業者が多数いました。ただ、大人数で直前にキャンセルするなど、小さな事業者にとっては大打撃となるようなことがしょっちゅうあって、掲載をとりやめた事業者が多かったです。

なので、奥多摩&青梅冬のコンテンツでもっとも人気が高いのが、イチゴ狩り・・という現場感覚とは離れた結果となっていました。

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ともあれ、勉強会はいいきっかけとなりました。可能であれば、かかわるひとどうしの対話の場を作っていきたいですね。

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