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水脈はあたたかい
先日、東京では雪が降りました。ここ青梅では最大で10センチメートル程度でした。
駐車場/地中の水脈
雪かきをしながら気づきました。コンクリート敷きの駐車場では、積雪の量が場所によって違っています。どうやら水脈に沿って雪の厚みが薄くなっているようです。
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木と木をつなぐラインも水脈になっているようだ。(右奥がもっとも低い)
普段は日当たりもほとんど同じで、乾いている場所です。積雪量の違いは、地面の温度の差だと思われます。
地面近くの水の流れは、ほんのり温かいのでしょう。雪が残っていいない部分は、大きい木と木をつないだラインと、庭石などのわきを通って斜め下流方向へと繋がっています。
山梨の森/地中の水脈
こちらは山梨県山中湖村。雪が降ってから5日たっていますが、東京よりも気温が低いので、日影ではまだ10センチメートル程度、サラサラな雪が残っています。
森の中でも、木の根元近くは雪が少な目です。
歩道の上で見るとわかりやすいのですが、木の近くは残雪が少な目です。特にモミの木は水を吸い上げるのでしょうか、アカマツの根元と比較しても、雪の量が極端に少ないです。
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うしろのアカマツの根元は、雪が積もっている。
![](https://assets.st-note.com/img/1707961940469-YvK8szFf5V.jpg?width=1200)
モミの木は冬でも葉を落とさないので、水を吸い上げているのかもしれませんね。
夏は気温を下げ、冬はほんのり温かい。植物と水脈は、温度差がゆるやかになり、ひとにとっても快適な環境にしてくれているようです。
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地中の水の動きをよみとって、水を走らせない、とどめない。水をもぐらせることによって、土中にも地上にも快適な環境に整えていきます。講習・ワークショップは、週末/平日ともに、おひとりから開催しています。気軽にお問合せください。