ねぺ@博士課程3年生
自己紹介を兼ねて、noteを始めた理由を記しておきます。 ~自己紹介~ 宇宙、とくに惑星を対象にして、研究を行なっている博士課程1年のねぺです。 専攻している分野は、大学によって専攻の名称は変わりますが、大きな枠組みとしては「地球惑星科学」に位置する学問になります。 研究としてはデータ解析が主で、普段はパソコンとにらめっこをしています。 ときどき学会発表に行っては、その先で美味しいものを食べたり旅行をしたりするのを楽しみに生きています。 (今年はオンラインが多そうで、
優秀な人がなんで辞めるのって言われるけれど、6年以上ポスドクを続けててそれでもなおパーマネントのポジションが空かない先輩方の現実を間近に見て、そんなギャンブル自分にはきついなって思っちゃっただけなんだよな...
ちょっとキャッチーなタイトルにしてみました。 しかし自分としては「こんな泥船いますぐに出て行きたい!」っていうダークな気持ちよりは、大学に残って続けていける希望が少しでもあるなら研究者を続けたかった気持ちが強いみたいです。 内定をもらって、初めてその気持ちが強いことを意識しました。いつの間にか研究者が将来の夢になっていたのかもしれません。 この気持ちはサンクコストではないのか?と自問自答しつつ、ここ数年の自分の心で感じたこと、そして一度「研究者は自由があるって言われるけれど
この一年間、緊急事態宣言中もその後も研究室で開催するセミナー(ゼミというところもあると思います)はオンラインが主体になり、パソコンを見つめながら出席することが増えました。 今回は一年間オンラインのセミナーを経験してみた経験から、従来の出席形式のセミナーから感じた違いを残しておきます。 1. セミナーを行う前の準備これに関しては特に大きな変更はありませんでした。 従来は発表前にスライドを印刷したレジュメを配っていたのが、オンライン化でファイルの状態で共有する方式になりました。
取捨選択が苦手だ。スライドには全て情報を載せたくなってしまうし、家の荷物はどんどん増えていく。これ以上増やさないためにと考えた時、減らすのではなく情報や荷物を新しく増やすことを止めようとする。捨てられない。これは自分の癖なんだなぁと気づいた今日の日。
最近あった良かったこと!学振DC2に通りました。精神的につらいなぁと思いながら書類と向き合い続けて良かったです!振り返ると、執筆中は周りからの叱咤激励に支えられていました。感謝。学振焼肉がしづらい世の中であることは懐的に少し嬉しい。
修士論文が大詰めだった2020年1月あたりからちょうどいまに到るまで、私は精神的に暗いトンネルの中にいると思っている。 M2の10月くらいから、これまでの研究がひと段落したので、研究内容と分野を少し変えた。ちょっと面白い結果が出たから、これまでの研究と合わせて、修士論文に盛り込もむためにがむしゃらに頑張った。修士の学位審査会が終わったあと、指導教員からは、(博士論文ではほかの研究に取り組もうとしていることだし)1~2ヶ月で投稿論文にしてほしいと言われていた。しかし、修士論文
今日も40分くらい発表をしたわけですが。。。やっぱり発表苦手だなぁ。。。苦手意識が抜けない。。。今回の発表はいろんな研究成果を網羅的にまとめたからかもしれないけれど。。。
日々のすべての選択に、最善の手はあってもこれが正解だ、っていう選択肢はない。自分で判断して、正解にするしかない。
博士課程に行く学生って、プレゼン発表を自信満々にできるすごい人たちなんでしょ...? 私は日々そう思っています。論理が明快でわかりやすい資料を作ってくれる方がたくさんいます。そして自信をもって発表している人には尊敬の念を持ちます。 私はというと... 発表のことを考えると1週間前から憂鬱になるくらい発表が嫌いです。今日は、自分の発表嫌いを克服するためにも、私がプレゼンを苦手に思う理由を挙げて、解決方法を探っていきたいと思います! 発表が苦手と思う理由は3つ見つかりました
自己評価はあまりに低いんだけど、他人からの評価が高いのでそのギャップについていけない…上ばっかり見て比べてしまうよ
人生に正解ってあるんだろうか。普通の正解を望むなら、普通のレールをずっと走っていれば良かった。ネットでついつい将来の正解を調べてしまう癖をどうにかしたいなあ。
発表内容を聞いて、それに伴う質問をできること、さらに発表の背景まで理解して質問をできることの間には高い壁があるように感じますな。発表をした人に、いい還元をできる質問をできるようになれればいいなぁ。
「三体」, 英語名でThe three-body problem, をついに読み切った。 中国在住の友人から「大学で物理を専攻しているなら、きっと面白がって読めると思うよ」と勧めてもらった本だった。 駅前の本屋に単行本が高く積まれているのを見て、あ、読もうって思い出し、図書館で予約をしたときにはすでに100人待ちだった。 「すごく人気じゃん...」 ついに貸し出しの順番が回ってきたのが半年後だった。 読んだ感想はと言うと... 「読んでいくことで点と点がつながる、壮大な
東北のとある大学で宇宙を舞台に研究を行なっている者です。 この分野に足を踏み込んだ理由は、科学館で行われていた人工衛星はやぶさの帰還後の企画展示に魅了されたからで、最先端の科学を提供してくれる場の存在がなければ、この分野の研究を続けていくことはなかっただろうな、と思っています。 だからこそ、わたしは科学を発信できる場を大切にしたいと思ってきました。 でも実際、そういった場は少ないのが現状だと思っています。 研究に全く興味がない人に興味を持ってもらうのは難しいかもしれない
一年以上放置してたnoteだけど、どこかに自分が学生をやっていた時に感じたことを残しておきたい、心の内を吐露したい、と思ったので復活します。 博士課程に進学する学生なら、一度は聞いたことがあるであろう学振DCの学内締め切りを迎えました。わたしは博士課程1年なのでDC2です。 一息ついたので、ここ一ヶ月で感じたことをここに残しておこうと思います。 この一ヶ間、コロナの関係で突然大学に来るなと言われて、使ってなかった家の中のデスクを使うようになって、生活が一変しました。 一