人は論理的に変われる ⑦
立場役割を変え、新たな環境をつくるにあたり、
新たな情報や人脈と触れることになります。
前回記載した通り、アクティブマインドセットを怠らず、日々取り組むことでリテラシーのアップを図ることを推奨いたします。
今回は、これらを積み上げるなかで取り入れるOODAループ思考について記載します。
まず、この思考は、PDCAのように一定方向にサイクルするものではなく、常に世の中を周知し、個人の判断を優先する思考法になります。
Observe(観察をする)
世の中を観察し方向性や傾向性を掴み、地図のようにポジションの構図を描いておく必要があります。
暗闇の中では動きようがありませんので、光を照らしてどんな風になっているかはある程度知っておかないと動けないですよね。
僕の観察内容としては、内閣府の社会指標、人間と文明の関係性、20世紀と21世紀の比較、できるかぎりマクロに捉えることを意識しています。
→詳しくは下記画像を参照ください。
Orient(方向づけをする)
自分がどこに向かっていくかを考えるには、自分のスキルと位置を理解しておく必要があります。
コツとしては、縦軸と横軸をおき、マクロからよりミクロにフォーカスしていくことです。
また、スキルとしては得意なものよりも不得意なものを一つずつ排除していき、位置についてはより競争率の低そうなところを探しにいくことをおすすめいたします。
Decide(決心をする)
より具体的にしていきますが、一つに絞る必要はありません。複数を流しながら見極めていけば問題ありません。何より問われるのは編集力と既成概念からの脱却なので、繰り返し学ぶことが重要です。
Act(行動をする)
これは不完全な状態から動いてください。
あらゆる客観的観点を取り入れ繰り返すことで、少しずつクオリティがあがっていきます。
世の中の変化を取り入れながら形成していく姿勢は修正という無駄も省くことになります。
このように、これまでの常識や概念を今一度見直すことは非常に重要だと感じています。
好機を必死に追いかけるか、それとも困難の中に好機を見つけるかは人それぞれです。
私の現在の考えとしては、後者になります。
そして、この力は自称レジリエンススキル、どこの分野でも不可欠という意味ではポータブルスキルの一つなのかもしれません。
今後、AIと共存していくためにも今日から向き合っていく人が一人でも多く増えると、より良い未来になるのではないでしょうか?