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テント泊登山における「まくら」の選び方と私の選択

睡眠時間は行動時間と同じくらいに長い。行動中の装備をちゃんと揃えるなら、睡眠中の装備もちゃんと揃えてもよいと思う。🎯 が最終的なオススメ。


1.エアーよりもスポンジ

エアータイプはどうしてもバウンド感がきになって寝心地がよくない。スポンジタイプならバウンド感もない。スポンジはテント内でも座布団や膝当てとしても使える。

2.充分な大きさと高さ

横幅と縦幅と高さが大切。自宅の枕の大きさと高さが参考になる。

私の選択

Klymit ピローX

70g で最軽量の部類だったので購入。気になる点がいくつかあって使用をやめた。

  • 頭の収まりは良さそうに見えるが安定感がない。隔壁で4つの部屋に分けられた空気がお互いに移動しちゃう。

  • バルブは逆止弁の機能がない。空気が漏れないように急いで空気を吹き込む必要がある。

  • 表面の素材もサラサラツルツルで、マットの上からずれやすい。

FLEXTAILGEAR エアーピロー

気になった点を改善できるような枕として購入。

  • 頭をつつみこむようなしっかりした形状。頭をのせる部分にはアーチ型になっていて、寝返りなどの頭の傾きを受け止める。左右の膨らみによって、エアーマットから頭が転がりおちるのを防ぐ。

  • 逆止弁のバルブのため、空気を吹き込む時に漏れ出る心配がなく、あせると必要がない。

  • バックストラップをマットにくくり付けることで、エアーピローが睡眠中に頭の下からずれることを防げる。背面にはドットの滑り止めがあり、多少は摩擦力を発揮する。

結局、エアーのバウンド感が気になって使用をやめた。

NEMO フィッロ

エアーだけでなくスポンジの層も組み合わせることで寝心地を良くした枕。それでもまだ、エアーのバウンド感が気になったので使用をやめた。

ワコー 洗車用スポンジ大

洗車用スポンジはコスパのよい UL な枕になるという情報をみかけたので購入。しかしながらが小さかったので使用をやめた。

ワコーバラエティスポンジ

サイズを大きくしたスポンジを購入。「やわらかめ」がちょうどいい。「かため」は硬すぎた。横幅33cmは問題なかったが、縦幅16cmが短いのがきになった。

ホーザンB 89 波ウレタンスポンジ 🎯

更にサイズが大きいスポンジを購入。半分にカットすることで、横幅34cm、縦幅26cmの枕として使いやすいサイズになる。波形状によって軽量化しつつ高さも稼げている。

(補足) 枕のサイズのまとめ、単位はmm

  • Klymit Xピロー

    • 横 380

    • 縦 280

    • 高さ 89

  • FLEXTAILGEAR

    • 横 430

    • 縦 270

    • 高さ 100

  • NEMO フィッロ

    • 横 430

    • 縦 270

    • 高さ 100

  • ワコーバラエティスポンジ

    • 横 330

    • 縦 160

    • 高さ 55

  • 波ウレタンB89 (ハーフカット)

    • 横 340

    • 縦 260

    • 高さ 25/50 



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