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源流フライフィッシング2年目の装備一覧

渓流釣りをはじめて2年目の装備をまとめてみました。


フィッシングシステム

魚を釣るための道具一式です。

ロッド

Maxcatchの7.6フィート、6ピース、3番手のフライロッド。Maxcatch は中華ブランドで、Amazonでいちばん安く買えるブランドのひとつ。毛ばりに近い部分ほど良いものを選ぶと良い気がしているので、フライロッドは節約するところ。7.6フィートの長さおよび3番手というのは、渓流釣りでは一番定番のはず。6ピースなので収納長が46cmとなり、ザックのサイドポケットで持ち運びがしやすい。登山をして源流部にいくときの持ち運びに便利。

フライリール

ロッドと同じくMaxcatchで、3/4番手のラージアバーリール。やはりフラリリースも節約する部分と考えて安価なものを。ラージアバーで内径が大きいので、バッキングラインを巻く量が少なくてすむ。3番手のフライラインを使うので、3/4番手のサイズを選択。2/3番手のサイズには3番手のフライラインが収まらない口コミをみかけたので。カラーはお好みだと思うが、光の反射するシルバー系は魚に違和感をあたえると考えてブラックを選択。

バッキングライン

建築現場で使用される水糸で代用。自分の釣りスタイルではフラインラインをすべて出すことはないのでバッキングラインを引き出すことはない。フライリールの内径調節およびフライラインの保護としての目的のみ。着色されたものはフライラインに色移りする可能性があるのでホワイトを選択。

フライライン

Scientific Angler のスープラ Jストリーム ダブルテーパー3番手。フライロッドやフライリールよりも毛ばりに近づいてくるので、良い目のものにする。高級有名ブランドとして Scientific Angeler をお試しで購入。水面によく浮くらしい。Jストリームというのは日本の山岳渓流に最適化しているという意味。遠投することはないので、ウェイトフォワードではなくダブルテーパーを選択。

リーダー

ティムコのリーダー 5X を7.5フィート。5Xは渓流釣りではおそらく定番だと思う。短いものを選ぶのは、上流部・源流部では近中距離でのキャストになるため。自分の釣りスタイルでは7.5フィートでも長いと感じる。

ティペット

シーガーグランドマックスFX 6X。ティペットはリーダーに比べて、同じorワンサイズ小さいのが良いらしいので6X。6Xはやはり渓流釣りでは定番のはず。ティペットは毛ばりにもっとも近い部分のため、高級有名ブランドとしてシーガーグランドマックスをお試し購入。FXモデルはしなやかで、毛ばりが自然に流せると考えた。

毛ばり

自作のドライフライ。#14サイズのエルクヘアカディス。ピンクのポストがあるとかなり見やすい。詳しくは後述のタイイングシステムを参照。

フロータント

ドライフライをきちんとドライに保つことがとても大切と感じてる。魚にとって美味しそうに見えるし、自分にとっても見やすさにつながる。

ドライシェイクは主に毛ばりの水分を吸着するため。シリカゲルのなかに毛ばりを入れる使い方はしない。フタ裏面のスポンジで毛ばりを直接なでで水分を吸い取るような使い方をする。

スプレータイプはエネルギーがあるので、毛ばりへの撥水粒子の吸着力が強く、長く浮いてくれる。ワンプッシュで使い勝手も良い。

AZ BGR001 は自転車用のグリースだが、クリーム状のフロータントとして使えることで有名。

フォーセップ

Amazonでいちばん安かったので。噛み合わせがあまり良くない気もするが、使用頻度がすくないので妥協。落下防止のためにコードリールでフィッシングベストに取り付けている。

ラインカッター

ラインのカットのために。通常のラインカッターは100円ショップでも購入できるが、ニードル付きだと自動的にティムコを選ぶことになる。毛ばりのアイに詰まったティペットをほじくり出すことができる。やはり落下防止のためにコードリールでフィッシングベストに取り付けている。

ランディングネット

Amazonで最も安価なものを購入。ラバーコーディングは魚を傷つけにくい。ネットのサイズが小さいほど釣った魚が大きく見えて映えるらしい。

マグネットリリーサーでパックとの接着。

ウェアシステム

キャップ

登山でも使用しているキャップ。渓流釣りではケープは使わない。

ネックゲイター

頭周りを守るために着用。首裏の日焼け対策や、ダニなどの虫が付着することを防ぐ。コバエがうるさいときにも頭にかぶることで、ある程度は気にならなくなる。濡れた毛ばりの水分を吸いとる時にも活躍する。

ヘッドネット

ネックゲイターでも耐えきれないほどコバエがうるさい時に着用する。

サングラス

TALEXのオーバーグラス偏光サングラスを使用。イーズグリーンは高い偏光度と明るさの両立している。源流部など陽の光が届きにくい環境で活躍する。オーバーグラスであり普段のメガネの上から着用。落下防止のためにストラップ。

ベースレイヤー

ファイントラックの撥水ベースレイヤーであるラピッドラッシュを使用。本来は沢登り用だが渓流釣りでも活躍する。スリムフィットは釣りの動きを妨げず、毛ばりもひっかかりにくい。撥水性があって吸水しないので、川の中で転んで上半身が水に使っても、濡れ冷えしにくい。

レインウェア

登山で使っているものを流用。新素材よりもゴアテックスを信頼している。バーサライトはもっとも軽量コンパクト。USモデルならば、ポケットとピットジップもついてくる。

ミドルウェア

寒い時期には登山で使っているフリースを携行する。

ボトムス

寒い時期は足回り全体が温かい、厚み2mm ウェットタイツを着用する。怪我防止のために膝クッションを別途装備する。

暑い時期はタイツ+ウェーダーの組み合わせ。水抜けが良くて涼しい。

シューズ

モンベルのサワーシューズは渓流釣りでは定番。沢登りと比べて渓流釣りでは川の中を歩くことが多いので、フェルトソールが良いと思う。軽量で、足裏感覚に優れていて、渓流のなかを軽やかに移動できる。ただし気になる点も多い。岩にぶつけた時に足が痛い。脱ぎ着がしにくい。紐部分には毛ばりが引っかかりやすい。使用後の紐部分はドロドロなので触りたくない。

ソックス

こだわりはないが、シューズとの組み合わせのために、足袋タイプを使用。

ストレージシステム

フィッシングベスト

日帰りで入渓・退渓に時間がかからない場合にはモンベルのチェストタックルパックを使用。渓流釣りではいろんな小物を駆使するが、それらを整理して収納できるのでアクセスしやすい。ショルダーポケット部分が取り外せて、別のザックに流用できる点が特に気に入っている。

デイパック

日帰りで入渓・退渓に時間がかかる場合、特に登山道を歩くような状況では登山の日帰りザックを使用する。容量は22L。入渓点までは渓流釣りの道具をザックに収納して、登山装備で移動するためである。フィッシングベストのショルダーポケットを外付けすることで、普段と変わらない釣り道具へのアクセスができる。

入渓点に到着したら、登山装備を脱いで、ウェーディング装備に着替える。トレラン靴はザックの中に収める。着替えの時にはちょっとした座布団マットが役に立つ。

バックパック

1泊以上の場合には、登山のバックパックを使用する。容量は40L。テント泊装備を収納するためである。やはりフィッシングベストのショルダーポケットを外付けする。

ロッドケース

デイパックやバックパックを使用するような移動に時間がかかるときには、ロッドを収納したい。ロッドに付属していたロッドケースを使用する。

ドライサック

登山で使っているものを流用。2Lサイズにレインウェアやミドルウェアを収納している。

フライボックス

100円ショップSeriaで購入したブリキのボックスを使用。フタがガバっと開いて復元力がないのがよい。

エマージェンシーシステム

熊鈴

 出会い頭でクマに遭遇することがないように。ワンタッチでON/OFFを切り替えられるのが良い。

熊スプレー

入渓や退渓時などクマと遭遇しそうなときがあるので携行している。

衛星電話

ソロで源流域にいくので、Garmin Inreach Messenger を携帯。月14USドルのサブスクリプションは高いが、安全にはかえられない。源流域は木々が生い茂った谷地形であることが多いが、それでも衛星通信が問題なくできている。

ホイッスル

クマがいそうと思ったら吹く。緊急時にも使える。

救急セット

登山の救急セットを流用。

浄水器

遭難しても、飲み水があればしばらくは生きていけるはず。

ナビゲーションシステム

iPhone 14 

Apple 信者なので。GoPro に比べてやっぱりきれいに撮れる。良型の魚が釣れた時に活躍する。

Apple watch Ultra

スマホをいちいち取り出さずに、現在位置が確認できる。Ultra モデルならバッテリーの心配もないし、画面も大きくて見やすいし、操作しやすい。

スーパー地形アプリ

買い切りなので経済的。機能が豊富で最初は使い方に悩む。日頃は地形図を眺めて、良さそうなポイントにピンを立てる。そして休日に実際に赴く。行動中はトラックログを残す。

Apple watch とも連携できる。Apple watch に地図を事前にダウンロードする必要がなく、リアルタイムで連携されるので手軽。

スマホアプリだが、Mac PC でも起動できて動作も問題ない。PC だと大画面で地図が見やすい。

カメラシステム

カメラ

YouTube動画撮影には GoPro 9 を使用。渓流のため防水性は必須。渓流釣りでは登山と異なり、カメラ操作をする暇がない。決定的な瞬間を逃さないためにも、入渓から退渓までずっと動画を回している。

Go Pro はチェストマウントしている。ネックマウントと比較して安定していて邪魔にならないこと、加えて手元がよく映るのが気に入っている。渓流釣りでは、フライリールおよびラインの操作が特徴的であり記録に残したい。

マイク

GoPro のマイクでは水の流れる音に自分の声がかき消されてしまう。また、フィッシングベストなどとの接触音など邪魔な音が入りやすい。そのためピンマイクを口元に近い位置にセットして音声は別撮りしている。ピンマイクはiPhoneと接続していて、録音アプリによって録音している。

タイイングシステム

タイイングセット

一通り揃っているので初心者はこれで良いと思う。

ヘッドセメント

スレッド

ダークブラウンを使用。

フック

#14サイズのバーブレスを使用。マルトは安い。

マテリアル

ウイングはエルクヘアを使用。たくさんあるほど浮いてくれるので、多めにつけるのが好き。

ボディはシマザキマシュマロファイバーのグレー。ぷっくりしたお腹は、美味しそうな虫にみえるらしい。

目印としてティムコのハイビズドドライウイングをちょこんと付けている。


その他便利

折りたたみイス

イスがあるとシューズやウェーダーの脱着が楽になる。収納時はコンパクトで、開閉がシンプルで、高さが調整ができるのが良い。冬にはスキー靴の脱着で活躍する。

折りたたみマット

登山で使っているものを流用。地面に敷くことで、シューズやウェーダーの脱着が楽になる。

虫除けスプレー

出発前に、素肌が露出しうる3つの首に噴射。足首、手首、首周り。

たわし

帰宅途中には公園に立ち寄って、水場でシューズとゲイターをさっと洗う。臭いと次に履く気が失せるので。

(サイトマップはこちら)


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