草野球読本番外編　ちょっとトイレ

　わかっちゃいるが、朝早くの試合とかだとまず朝飯は食べない、、、
理由はうんこ＆眠くなる。いや、真面目な意味で。
　1番頭抱えるのは本当にうんこなのです。

　若い頃から粘膜が弱く痔持ちの私にはウォシュレットが欠かせないけど、都内とか一部のちゃんとした施設以外、草野球グラウンドにはちゃんとした便所が無いんです。仮設トイレが最低限の設備ですが仮設トイレすらまともなのが無いグラウンドは、令和の今ですら、たまにあります。八潮大瀬とかこの前早朝でやった前橋の石倉も微妙だった。

　逆にトイレがちゃんとしてるトコで私が直近数年間で行った先は、
・大井ふ頭グラウンド
（但しクラブハウスのみ）
・潮見野球場
（ここが1番綺麗。グラウンドの土は赤土で洗濯が大変だが）
・神宮グラウンド
・芝公園
以上。全部都内、しかも首都圏（汗）
なお、ちゃんとしたスタジアムは除外してます。

　これじゃ、、、一般論として、恋人や女房子どもを誘いたくは無いわな。
ただ、大半の野球グラウンドには、近場にコンビニがあります。大宮けんぽの脇には２軒往路復路であり、便所待ちの野球着姿のオッサン達に辟易としたか否かはわからんが、わざわざ仮設トイレを増やしてる。
しかもウォシュレット付きのを。しかも元々男子立ち１、洋便器２、と言うセブンのデフォより多く作っていた店で仮設を２つ増やした。
元々は往路側のセブンだけだったが新たにできた復路側のファミマ対策としては最高の手じゃなかろうか。
　更に、地味に大変だろうなと思っているのは、近年増えつつある草野球女子。面識は無いが、広い意味で知り合いの知り合いと位置づけられる草野球ユーチューバー、ムコウズさんのご活躍、功績はかなり大きいと思うがトイレがこれじゃあ、まだまだ彼女らの活動の場は限られてしまうでしょう。
あと、昔から問題になっている少年野球の親御さんへの配慮。これは良くなっている、とは言い難いでしょうね。
　まあ、大半の草野球グラウンドはまだまだ民間所有ではなく、自治体所有なので、自治体のレクリエーションに対する考え方と財力がモノを言う話である事は間違いはなく、先に掲げたいいトイレのある地域は、税収が良かったり人口が集まったりもしています。
　ウォシュレットは付いていなくとも、トイレの綺麗なグラウンドを持つ地域や自治体は、大半は潤っているように思えます。先々週と先週、高崎市民大会のトーナメント戦に参加しましたが、トイレは綺麗でした。特に緒戦だった先々週は、独立、企業チームとのタイアップもしている自治体運営のグラウンドでした。
　こういう工夫により、民間から金を引き出し、その分をトイレのみならず、グラウンド整備等の運営費へ充てていけば、利用希望者は増え、利用料も安定的に確保出来るので、どんどんタイアップ策を打ち出すべきだと思います。
　別に企業タイアップに限らず、学校とのタイアップとか、やり方は幾らでもあるでしょうに。そうした事はせずに悪いグラウンドを使わせて銭をちょこちょこ奪う川沿いの下町自治体は、果たしてどうなんだろ？とよく思います。
　だもんで、朝飯を喰うと私は頭がウンコで一杯になるので、試合の日は朝飯が喰えず、水頼りになりがちです。更に最近判って来たのは、アドレナリンを出す為にエナドリを飲んだり、マムシエキス配合！みたいな精力剤を試合前に飲んだり錠剤をたんまり飲んだり、としていましたが、これは熱中症対策としては悪手以外何者でもないようだ、と思いました。

　７月頭に参加した、SWBCのBチームの紅白戦にお呼ばれされたときの事。　２イニング目のマウンドに登る前、エナドリをがぶ飲み。するとどうでしょう、体内の水分バランスが見事に崩れ、初球で脹脛を攣らしました。そこからは全然駄目で、そのイニングだけで３回脹脛は悲鳴を上げ、脚が定まらず２失点。
　１イニング目を零封で抑えただけに、これは悔やまれました。まあ、その前には既に外野で５イニング守って更に元々センターを守っていた男の子が脚を攣らし、私がライトからセンターにコンバージョンし、飛球が２回も来てもう守備だけでお腹いっぱい、脚はガクガク、身体の水分と言う水分は36℃湿度80パーに奪われていましたし、試合前のシートノックでお呼ばれされたのもあり気合入れてしまったらもうダウン寸前でしたが。。。
　更に前日の麻婆豆腐で下痢を起こして、朝漸く収まりそもそも論として、野球をしちゃぁいけないコンディションだった。３７度で雨上がり、湿度８０パー越えの大井ふ頭。更に前の晩夜中迄下痢でグループ会社のホテルに蹲りながら這う這うの体でモノレールに乗った４７ちゃいのおっさん。試合前のシートノックですでにグロッキーになっていた４７ちゃいのおっちゃん。色々セーブしながらなんとか１試合耐え抜いたが、もう色々な意味で体は限界を超えていた。

　熱中症対策で重要なのは、
ビフォー
・寝る
・水分と塩分、クエン酸とか
・食べる
・ちゃんとウンコをする
・無理をしない
・アドレナリンは程々に
アフター
・オーバーヒートしたらすぐ冷やす
・シャワーはちゃんと浴びる
・マッサージとかは血流改善として受ける
・出来るなら点滴を
・その日の夜は消化の良いものを
かなぁ。

　しかしアホな私はこの時の経験が後に、今につながる悲劇を生むとは思ってもいなかった。