
がんばっていても気づいてもらえない
初めはまじめにやっていたのに。
床をデッキブラシでこすって、冷凍庫も取り出しやすいように整理整頓して、焼き場の壁も毎日ピカピカにして、油も毎日カスを濾してきれいにした。
だけど次に出勤した時にはもうぐちゃぐちゃになっているのだった。
僕は引きずっていた失恋でさえ「あ、もういいかもしれない」と突然どうでもよくなることがある。その居酒屋でも1人だけしっかり締めをしているのが馬鹿らしくなってある日を境にすべてを適当にこなすようになってしまった。
がんばっていても気づいてもらえないことが、褒めてもらえないことがある。時に何をやっているんだろうと虚しくなったりする。
でもたまに本社から社員が来るとそこに気づいてくれたりした。サボるようになってからはコソコソと取り繕わないといけなくて居心地が悪かった。
楽をするほどしんどいことも増える。後から返ってくるのだ。
別にやらなくてもどうにかなると思っているけど、実は誰かがやらないといけない隅っこのホコリみたいなこと。それこそ大切だと分かっている人からは学ぶことが多いはず。
その人たちに見つけてもらうにはいい意味で孤独になることだろう。自分がどうありたいか。焦点をそこに向けるのだ。そして自分が自分を褒めてやるのだ。
しんどくても楽しいと笑ってられるほうが今はずっといいと思うから。
[この記事の元になったツイートです☺︎]
夜中の心斎橋筋商店街は汚い。
— 後藤大/ごとだい😬強がれ、弱虫。 (@gotodai0926) April 16, 2019
そこら中にゴミがポイ捨てされて。
でも朝になればきれいになってる。
誰も気づかない時間に掃除してくれる人がいるから。
そういう仕事や思いやりって虚しくなることもあるけど腐らずにいてほしい。
小さな努力を見つけてくれる人に出会えればきっと報われるから。
後藤大
「弱虫のままで理想に嘘をつかない」
音楽と文章を中心にものづくりをしています。
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