【億万長者の挑戦】造酒交渉決裂 “No”からビジネスは始まる
動画の概要
Ep4. グレンはギャンブルのような作戦に出る。倍掛けだ。さらに大きなビジネスにする作戦なのだ。そして資金をすべて失う危険な状況に直面する。彼はアメリカンドリームを手に入れるために闘わなければならない。
第4話を見て思った事
第3話の最後で転売用の家にカビが見つかりました。
グレン「アメリカンドリームの実現に挫折は付き物です。大事なのはそこからどう立て直すか」
人は「できない言い訳」を思いつく天才なので、即行動です。 以下、感想です。
家のカビ対策
グレンが転売用の家でカビを見つけて、専門家に依頼する場面です。
前回、家の転売は目利きが必要と書きました。
ひどい物件に当たると高く売ろうと不具合を隠そうとしてきます。
カビだけでなく、白アリ、傾いている、風切音、ドアが閉まづらい、排水しないなど目に見えにくいです。買った後では遅いのです。
今回はカビでしたが、グレンがいきなり専門家を呼び、ざっくりの見積を聞いて、依頼しました。
これはいただけません。いくら短期決戦とは言え、無料で相見積が基本です。
何社かの意見を聞いて、表面的な問題なのか、根本的な問題なのか聞くべきです。その上で、適正な価格を判断します。
日本でよくあるパターンがご自宅の冷蔵庫に張っている「水道、トイレ、水回りのトラブル」マグネットシート、これが高いのです。
応急処置だけして、翌日、本来のメーカーなりに依頼すれば、ぼったくり価格を回避できます。
家以外にも無料の相見積「アイミツ」があります。「アイミツ」だけでなく、インターネット検索すれば、業者比較はそんなに難しい話ではありません。少しの努力で大きな経費削減につなげましょう。
やる気がでない
ドーンが転売用の家の修繕予定をグレンに説明する場面です。
できると思うとやる気がでます。 できないと思うとやる気がでないです。 これが人間です。noteで記事の執筆と同じだと思いませんか?
なので、いきなり遠くのゴールを見るのではなく、今日1日のゴールを設定する事が大事です。
どうやって、やる気を出させるかは前回「人をやる気を出させるのは難しい」で書きました。
ライバルを収入源にする
グレンとマットがクリスの所へ訪れる場面です。
今回の名言が出ました!「ライバルを収入源にする」。
孫子の兵法「百戦百勝は善の善なる者に非ず」ですね。
意味は「戦わないで勝つことが最もよい作戦である」という教えです。
競合他社といつも競争でそんな事あるのか?と思うかも知れませんが多々あります。
「クロスオーバー」と言う形で、よく目にします。
ゲームの例で「マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック」、「名探偵コナン&金田一少年の事件簿めぐりあう2人の名探偵」などがあります。
「クロスオーバー」以外では1980年後半に俳優の武田鉄矢さんがTBSのドラマ「3年B組金八先生」で視聴率20~30%を叩き出していました。
フジテレビとしては、面白くない訳です。そこで、同じ学園ドラマで戦うのではなく、武田鉄矢さんは俳優だから引き抜けるので「101回目のプロポーズ」を作り、最終回では36.7%を出した話があります。
五島つばき商店の例では商品ラインアップに入れてもらうでした。
「飛び魚すりみ」これは近所の食品販売でも、珍しいので五島つばき商店から600mぐらい離れた魚屋さんに販売してもらいました。
五島つばき商店から2㎞ぐらい離れた農薬不使用の野菜などを販売していたお店さんに飛び込み営業に行きました。農薬不使用の野菜だけでなく、収穫時期がズレる地域差を利用して、五島の野菜を販売してもらいました。
農薬不使用の野菜
地域差を利用
卸になる時は利益幅をできるだけ小さくして、販売してもらえるお店さんが儲かる様に徹しました。継続してもらうためです。
卸と小売りが似て非なる理由がここにあります。
競合他社とは戦うだけでなく、協業できないかと考える事も大切です。
営業に行く時に使うパターンの紹介です。
一緒に組んだら、より儲かりますよ。
小競り合いするより、大企業を相手に一緒に戦いませんか。
不動産家賃
グレンがジョンソンと不動産家賃の交渉する場面です。
基本は近隣の相場で決まります。
交渉できる場合としては人気の無いお店です。
オーナーが空き店舗で、ただ固定資産税を払うより、良いでしょうと言う訳です。
人気のあるお店なら、嫌なら他を当たれと言われます。
今回はグレンとジョンソンの間を取り、家賃5千ドルになりました。
もう1つ、交渉があるとすれば、「売上変動制」です。
例えば、売上の10%を家賃で支払うと言う訳です。
景気の時はオーナーの取り分も増えます。
不景気の時はオーナーも痛み分けとなります。
どのスタイルが良いかは契約前によく話し合いが必要です。
調理の要求
グレンがクリスティーンにバーベキューの要求を出す場面です。
五島つばき商店も5月2週目から子ども食堂で魚を無料プレゼント予定です。
今、様々な人に味見をしてもらっています。
「飛び魚醤油」に漬けたブリなどです。酒が欲しくなる塩辛さと一部好評でしたが、子ども食堂です・・・
クリスティーンと同じく、忌憚ない意見がありがたいです。
思い込み
転売用の家の修繕ができていない状況を見たグレンが「もっと進んでいると思い込んでいた」と言う場面です。
今回も東進ハイスクールの林修先生の言葉です。
負けるやつの共通点 ・情報不足
・慢心、過信
・思い込み
はい、グレンは何を根拠に「もっと進んでいると思い込んでいた」のでしょうか?
ドーンと密にコミュニケーションを取らなかった時点で負けが始まっていました。
店舗探しで忙しかったとグレンは言いますが、1日1本電話、メールができないのでしょうか?
グレンがこそが毎日のデットラインを守れていなかったのです。
そして、ドーンが納期を守れない事も想定して、プランB、プランC・・・と事前に考えないといけません。
その後、ドーンに当たるは上に立つ人がする事ではありません。
ただ、この気持ちは分かります。色々な案件を抱えていて、それどころじゃないが本音です。
ドーンも連絡してほしいです。悪い情報ほど、早くほしいです。
ちなみに個人的に単純作業の掃除とかで、逃げている時は追い込まれている時です。
落ち着いたら、やる事を紙に書きだして優先順位を決めて作業再開です。
今回はここまでです。
残り45日、折り返し地点まできました。転売用の家も予定通りに進んでいない中で後半が始まります。気になる第5話が待ち遠しいです。
第3話の感想はこちら
第5話の感想はこちら