見出し画像

コロナ禍での経営3~コロナ禍で「パクリ屋」が増えています~

コロナ禍で「パクリ屋」が増えています。

高級商品が納入されると代金を支払わらない「取り込み詐欺」を行うのを「パクリ屋」と言います。

コロナ禍で苦しむ生産者の足もとをみて、許せないです!!

その後、「パクリ屋」は入荷した商品を右から左に転売して、儲けて終了です。

パクリ屋」の住所に行っても、「もぬけの殻」です。または廃業や倒産の通知が生産者に届くだけです。

「パクリ屋」と取引しないための取り組み

1.「商業登記簿謄本」で事務所の移転や役員の入れ替え、社名変更を頻繁にしていないかなど不自然な変化を見極める。個人事業主なら「開業届け」だけでも見せてもらう。

 A.調べるには法務局に行くか、登記簿をインターネットで閲覧が

   あります。どちらも有料です。

 B.登記簿インターネット検索は2つ方法があります。

 法務局の「登記情報提供サービス

 株式会社グラファーの「Graffer 法人証明書請求

2.店舗、事務所の家主や同居フロアの企業に話を聞き、業者が長年営業しているかを確認

3.電話やメールで商談を進める場合、業者の素性を信用調査会社に確認する

4.SNSなどが毎日、または定期的に更新されているか見る

5.実際に取引している企業を教えてもらい、その企業に確認を取る

6.支払いは前金にしてもらう

7.少額取引を半年、1年以上続ける

五島つばき商店が「パクリ屋」でない事を証明するために

パクリ屋」の存在は以前からありましたので、知っていました。

2018年1月に創業して、長崎県五島の生産者さんに「パクリ屋」と思われないために、上記、4.~7.をやりました。

ちなみに、「五島つばき商店」は個人事業主のため、1.の「商業登記簿謄本」はありません。

五島つばき商店」のFacebookは3年9カ月、毎日更新しております。広報、集客だけでなく、信用を得るのにつながります。SNSは使い倒しましょう。

いかに五島の生産者に信用してもらえるかに努めました。

実際に大阪ー長崎五島の距離、約850kmあります。顔も見たことがない取引先さんもいます。

それでも、取引できるのは既存の取引先さんが五島つばき商店を信じて、紹介してもらえるからです。

(有)テル鮮魚さんとの取り組み例

トップ画像は長崎県五島市吉久木町の(有)テル鮮魚さんの商品です。

(有)テル鮮魚さんと取引開始当初は全て代引きでした。

九州ー関西送料、プラス冷凍便だけでも、「価格競争力」がなくなるのに

代引き手数料が高い、高い!魚何匹分の粗利ですか・・・

それでも信用してもらうために代引きを続けて、今では信用を頂けて、銀行振込みにして頂けました。

数%ですが、粗利率が上がりました。これが毎週、続いた時の効果は大きいと感じております。

「信用はお金では買えない」を念頭に

今回は取引先との話でしたが、利害関係者(お客様、株主、従業員など)全てに言えます。

信用を築くには時間がかかりますが、信用をなくす時は一瞬です。

だから、長く続いている会社が評価されます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?