
#4 ご当地弁当の名作 シウマイ弁当
◎1周回ってやっぱりシウマイ
旅行や出張に行く際、東京駅で駅弁を買う事も多いのですが、あれだけ「選び放題」状況の東京駅構内の弁当事情にも関わらず、多くの出張サラリーマンや旅行者に交じって迷いに迷って結局買うのは「崎陽軒のシウマイ弁当」もしくは「横濱チャーハン弁当」なのだ。
自分でも笑っちゃう。
「今回こそは深川めし弁当とかはらこめし弁当とか買ってみよう」と鼻息荒く駅弁屋さんに入っていくのですが、結局レジに並ぶ頃には持っている弁当はシウマイ弁当。
なぜ???
さらには、仕事帰りに晩ごはんを家でつくることをパスしたいときに、家族にLINEしてみる時。
「ねえねえ、今日デパ地下のお弁当かなんか買って帰ってもいい?」
「いいよ~」
「何がいい?」
「崎陽軒横濱チャーハン弁当かシウマイ弁当が食べたい!」
なんてことになる。
で、崎陽軒シウマイ弁当リスペクト弁当をつくってみたらこう↑なりました。
でも私が作るシウマイはちょっと肉肉しい。
崎陽軒のシウマイのようなシウマイにはもうちょっと修業が必要
みたいです💦
◎究極の”ご当地弁当” 崎陽軒シウマイ弁当
ほんもののシウマイ弁当はこちら。
緻密に並べられたごはん、ごはんがススム甘辛いたけのこ、そして必ず話題にしたくなる「いつ食べるか問題」のあんず。
◎崎陽軒シウマイ弁当はご当地弁当の名作だ
あらためて崎陽軒さんのホームページを見に行ってみて「会社概要」を読んでみたら、ちょっとした驚きがありました。
■経営理念■
崎陽軒はナショナルブランドをめざしません。
真に優れた「ローカルブランド」をめざします。
崎陽軒が作るものはシウマイや料理だけではありません。
常に挑戦し「名物名所」を創りつづけます。
崎陽軒は皆さまのお腹だけを満たしません。
食をとおして「心」も満たすことをめざします
明治14年に創業した崎陽軒、今や売上高178億円って。それでもナショナルブランドにはならないって。
これだけ全国的に知られていてもローカルブランドでありつづける姿勢。
昨今、どこと言うわけではありませんが、ナショナルブランド、グローバルブランド、と創業の地は既に存在感が薄くなっている企業も多々あると思いますし。
決して決して崎陽軒の回し者ではありません。
でも、自分が好きな弁当を作っている会社のこと、ちょっと知りたくなったのでした。