見出し画像

息子が「2023ロボカップジュニア サッカーリーグ Nipponリーグ ビギナーズ」にチャレンジしてます

にんにちは、パン職人のごとうです。

唐突ですが、私の息子は「2023ロボカップジュニア サッカーリーグ Nipponリーグビギナーズ(以降、ロボカップ)」に挑戦しています。
今年は初めて観戦した(これまで、コロナ対策や仕事の都合で見ることができなかった)のですが、見ていてとても感動したので、ロボカップの魅力を少しでも伝えられたらと思い、今回はこの戯言にしたいと思います。

ロボカップって何ぞや?

ロボコンならNHKの特集でもやっていたりするので、聞いたことがある人も多いと思います。
しかし、名前は一見ロボコンと似ていますが、似て非なるものです。
ちなみにロボカップジュニアジャパンの公式サイトには、ロボカップジュニアについて次のように書いてあります。

【3つのリーグ】
子ども達の好奇心や探求心を引き出し挑戦できる3種類の競技テーマ(サッカーリーグ、レスキューリーグ、OnStageリーグ)があり、誰でも参加できます。

【目的】
ロボットの設計製作を通じて次世代のRobo Cupの担い手を育て、3つのリーグを通して、次世代のリーダーとなるための基礎基本を身につけられる協同学習の場を提供し、競争の先にある協調を目指します。

【コミュニケーション】
海外の高校・中学・小学生も参加!日本大会や世界大会では国内外から集まった初対面のチーム同士がペアになって新しくスーパーチームをつくり、言葉や文化の壁をのりこえてコミュニケーションする場がつくられます。

ロボカップジュニアジャパン公式サイトより

私の息子が所属しているのは名古屋市科学館で、大会の後援や共催には、経産省、愛知県、名古屋市等の公的機関の他、トヨタ自動車やJR東海、中部電力等有名企業が名を連ねている由緒正しい(?)大会です。

で、息子がチャレンジしているのは「サッカーリーグ」ですが、サッカーリーグにも車輪が2つまでの「ビギナーズ」や、車輪が4輪ある「ライトウェイト」など、いくつか種類があります。
ちなみに息子が出場している競技は2輪のビギナーズリーグです。

また、知らない人が多い割に競技人口は意外と多く、日本のみならず全世界に競技者がいます。なので、勝ち進めばもちろん世界大会にも出場できます(ビギナーズリーグはジャパンオープンまでです)。

なぜ一般的にあまり知られていないのでしょう?

このロボカップで使うロボット、既製品のロボットもありますが、基本的にはマシンのデザイン、材料の選定と調達、加工、回路組み、プログラミングに至るありとあらゆることを、全て自分で行います。
当然、子供なりに考えたアイデアを反映させたオリジナルのロボットですから、みんな情報を公開したくはありません。

結果、ネット上にも情報はあまり公開されず、、検索してもあまりヒットしません。つまり、公開露出が少ないことが一番の要因だと思います。

実際、息子のロボットも息子のこれまでのノウハウが詰め込まれているため、私もここで公開するつもりはありません(^^;)

まあ、仕方がないですね。

ちなみに、YouTubeを検索すると海外のライトウェイトらしき動画はいくつかヒットします。
参考に貼り付けておきますね。

操作方法は?

上のリンクの動画を見ると分かりますが、プレイヤー(人間)は試合中にコントローラーを操作をしているといった素振りはありません。
このロボットは、予めプログラムした動作を自動的に行って動いています。つまり、競技中に人が行うことは規定の場所にロボットを置き、電源スイッチを押すことだけです。あとは、ロボットがプログラムに従って動き相手のゴールにボールを運びます。

設計やデザインは?

既製品はいくつかあるようですが、原則それでは勝ち残れません。
息子も最初は「コロボ」というキットを使っていました。
コロボは、ロボットの動作、馬力、稼働範囲、進行方向、プログラムといった全ての要素で「初心者向け」に作られています。



息子が使っていたコロボ2(現在は廃版でコロボ3になっています)

息子もロボカップを始めた当時、このコロボで名古屋地区予選、東海ブロック大会と勝ち進みましたが、勝ち進めば進むほどコロボとは違うオリジナルのロボットを使う対戦相手が増えます。

最初の年、名古屋大会は少し車体を改造したコロボで奇跡の優勝を果たしましたが、東海ブロック大会はプログラムを含めてコロボ自体のレベルアップには限界があり、すべて自分で作り上げている相手には敵わず6位に終わりました。
余談ですが、その時ジャパンオープンの出場権を獲得しましたが、コロナの影響でジャパンオープンの競技は中止になり、出場を辞退したため悔しい幻の全国大会となりました。

本題に戻り

息子は今年で3回目の出場です。
1年目は、名古屋大会優勝、東海ブロック大会6位、ジャパンオープン出場辞退(コロナの影響で競技部門が中止になったので)
2年目は、名古屋大会8位(東海ブロック大会進出ならず)

そして、今年です。
来年は受験を控えているため、ずっと続けてきたロボカップも一旦今回で終止符を打つことになります。
そうだからかどうかは分かりませんが、息子の様子を見ていても今年は気合の入り方が違います。

そして迎えた、10月某日。
2023ロボカップジュニア サッカーリーグ Nipponリーグ ビギナーズ 名古屋大会の開幕です。

、、、と、前置きが長くなってしまったので、この続きはまた今度にしたいと思います。

ではでは。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?