言葉を大切に考えてみる部屋 ♯1『自信』

自信:自己を信頼する気質、徳目である。人間が自らの能力、知識、信念などを信頼している精神状態を意味する。      ※ウィキペディアより

自信:自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。           ※goo辞書より

自信:自分の価値・能力を信じること。自己を信頼する心 ※Oxford  Languages

英語・self  confidence       self:自己  confidence:信頼

まずウィキペディアの、『信頼している精神状態という部分を強調したい』。

精神状態ということは、自信があるないというのは、『出来るか出来ないか』、『知っている知らないか』、『経験が多いか少ないか』、ということは、直接関係があるようでない。

もし、『出来る』、『知っている』、『経験が多い』、が直接自信につながるのであれば、知っている人、出来る人、経験が多い人は、全員自信があることになる。

しかし、そうではなく、客観的に見て、明らかに知識がある、いろんな事が出来るし、経験も豊富という人が、「自信がないんです」「自分なんてダメなんです」、と言っている人が身近にいる人もいると思う。

goo国語辞書の、『自分の能力や価値を信じること』

話が重複する部分もあるが、自分に能力や価値があるだけではなくて、信じているかどうか?ここが分かれ道になります。しかし、何でもかんでも信じてしまうと、それこそ、自信過剰になったり、単なる自分宗教となってしまい、自分を客観視することも難しくなっていきます。


自信は一度手に入れたら、はい終了とはいかない

自信は、常にアップデートであったり、メンテナンスが必要なものでもある。さらに、たった今手に入れた自信があったとしても、今日あった出来事で、細部まで寸分違わない全く同じ出来事はあり得ないので、そもそも、自信など、あってもなくてもどちらでも良いものなのかもしれない。



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