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野球で例えるサラリーマンのプロとは?

プロ野球はクライマックスシリーズに突入。いよいよ注目のドラフト会議も控えています。佐々木くんや奥川くんはどこが指名するのでしょうか?

さて、今日はよくある野球の例えでプロとアマの話をしていきたいと思います。

ビジネスマンのプロとアマの違い

社会人になると、まずプロ野球のドラフト会議と同じく期待値でサラリーが支払われます。ここは同じですね。で、入ってから優秀な人とそうでない人との差が出てきますね。

自分自身が優秀だとは思ってませんが、周りの人たちを見る力はあるので自分に与えられたことが何か?何が足りないか?が認識できる強さを持っていたことがラッキーだったと思います。

結局できない人はもはやアマチュアを超えて草野球のレベルの人もいるわけで、残念ながらお金をもらって草野球やってるわけですからとんでもない話ですね。

これは結構切実な問題でサラリーマンのレベルは野球を遥かに超えるぐらいの差がついていると実感しています。

本当にあった草野球のレベルでもないヤバイ話

いま前職にいたとある広告会社と取引しています。で、もちろん弊社にも営業担当がついていて、26、27歳くらいの男性がいます。どうやら8月にお世話になった上長が昇格し、まだご挨拶していない上長がいるようです。もう10月ですね。ちなみにそのことを聞いたのは辞めた社員からで、ここで聞かなかったら一生知らなかったわけですね笑

もはやボールが投げられないのに野球をしてるレベルなわけです。ちなみにこの営業マンとは過去何度もいろんな話したり、コーチングしたことがあります。もちろん無料で。結局、何も考えておらずただ毎日を過ごしているのでしょう。

さらに、この話を別の部署からしれーっと確認したところ、周りまわって担当からメールが来ます。アポイントの候補が来るわけです。そんな恥ずかしい連絡ができるはずがないのです。だって2ヶ月以上経ってる話を平然とメールでできるなんてあり得ないですよね。その後、電話がかかってきましたが、こちらは運転中だったので用件のみ確認しメールにて「往訪する」旨の返信をすると「伺います」との連絡がメールで。

当然このあとはスルーしましたが、彼はそれで終わったと思っているのでしょうか。社会人とはこれでもプロなわけですね。お金を貰えるんですから。

コーチの問題か選手の問題か

この議論は答えがでませんが、わたしは選手の問題だと思っています。そもそも大学を卒業した時点で22歳はかなりいい歳の大人ですよね。この時点で既にボールを投げられない選手をコーチングしてプロで通用させることはほぼ不可能です。そもそも選手の努力なしには成長はありません。結局ヒントを伝えることしかできなくて、実践して自分に合ったフォームやバッティングを身につけるのは選手本人で考えるべきです。さらにサラリーマンという選手はコーチにお金を支払ってるわけでもなく、上達しないのはコーチのせいだというのは横暴すぎないかと思うのです。学生時代は何をするにもお金を支払って学んできたのに、サラリーマンになった瞬間、お金を貰うことが当たり前になっているわけで、となれば選手自身が成長してチーム(会社)に還元すべきとわたしは考えます。

Excelが使いこなせるプレイヤーはプロ

過去の栄光を話するのは好きじゃないけど、あえてしますと、わたしの新入社員時代(電通グループにいた)は2000年で丁度インターネットが出てきた時代です。さらにパソコンがようやく一人一台になってきた時代だったのです。わたしは学生時代のアルバイトで既にExcelをある程度使いこなせてました。その差はとても大きかったと感じます。おかげさまでサラリーマンになってから大変と思ったことは一度もなく同期に負けることもなく、サラリーマンのプロとして活動していたと思います。

Excelができる人は整理するのに頭を有用に使います。さらに進化させたり、空いたスペースには行動して埋めたくなるのです。例えば新規営業にいく際にも自身で新規営業リストやそのためのタスクと営業スケジュールを自ら考えて整理します。そしてその足りないところを埋める行動が無意識にしたくなるのです。つまり自分のなかでルール化できるスキルがあるのです。仮説でしかありませんが、Excelを使ってルール化できる人間は優秀だということです。

過去を振り返るとこのスキルのおかげで、他の人よりも作業は早く、新しいことも取り組める力がすぐに発揮できた気がします。既に出来上がったExcelにただ打ち込むだけの作業は不要。そのExcelを展開したり、自ら作り上げたりすることの楽しさを知っている人間は論理的思考が強く、野球で言えばトレーニングの順番であったり、自己分析をすることが楽しく感じるプレイヤーであり、解決と成長が早いという強みになることは必然です。

結局は考え方と気づきのセンス。あとは論理的思考。

野球の場合はカラダの大きさやスピードなど、どうにもならない要素があります。ただ働くという上では考え方と努力次第でプロになることが可能だと考えています。他の人はできて自分にできないことはたくさんあります。そこで盗めるかどうかが大切です。盗みたいと思っている人は気づきがあります。傾聴力があり自己分析ができます。さまざまなことを試みることができます。論理的思考のある人は問題意識を常に持ち、理解力が早く、整理するスキルが高い。さらにストーリーが作れます。

パーフェクトな人財はいないと思いますが、そんな人財に出会いたいとつくづく思います。


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