より業務にも活かせる雑談とは?
皆さま、こんにちは。
エンジニア専門コーチのごとぅーです。
しれっと継続している「世界最高のチーム」読書録の今回が第3回目。
今回扱うテーマはチームのパフォーマンスに影響を与える「会話」としての【雑談】です。
【雑談】そのものの必要性については、このnoteの記事としても以前に書かせていただきました。
ただ、この本ではその【雑談】をもう少し深堀していたので、その部分をご紹介しようと思います。
以前の投稿で書いたこと
最初に、以前の投稿として書いた2つの記事を紹介させてください。
▼(特にオンラインコミュニケーションが増えたからこそ)
意識的に雑談した方が良くないか?という問題提起させていただきました。
リンク ⇒ 「雑談」のススメ
そして、もう1つ
▼相手の方と気持ちよく雑談するための工夫をまとめてみました。
リンク ⇒ より雑談しやすくする4つの工夫
せっかくなのでちょっと読み直してみると、意外と本にもある内容と似たことも一部書いていたみたいです。
改めて考える雑談する目的
雑談に目的なんてない!という方もいらっしゃると思います。
確かに目的なく雑談することは私自身もあります。
が、比較的私が雑談する目的として以下のことを考えることも多いです。
それは、少しでも
『相手の方に自分のことを知ってもらい、同時に相手の方のことを知る』
=相手の方と自分との距離感を近づける
ということです。
そして、その目的をより果たすためには
相手の方自身の言葉で表情を出してもらいながら雑談することが大切
と思っています。
そして以下の2つの雑談
・相手の方自身の言葉で話したくなる雑談
・相手の方にとってどうでもよい雑談
でどちらの雑談をしたかによって、雑談後の距離感の縮まり方が全然変わってくると考えています。
この本では『相手の方自身の言葉で話したくなる雑談』として
① 価値観・新年
② モチベーション
③ 過去の背景
を例示していました。
確かにこれらのトピックに関する雑談はとても有用だと私も思います。
雑談で得た情報は仕事上のやりとりに応用できる
さて、ここで気が付いた方もいらっしゃるかもしれません。
『相手の方自身の言葉で話したくなる雑談』をしていると、相手の方との距離感が縮まる、そして、仕事上の考え方に通ずる、ということが言えると思います。
つまり、距離感が近づけば2人の間の心理的安全性はより高まり、マネジメントする際の大いなる助けになる、と思いませんか?
最終目標は「オブラートが存在しない会話」
最後に、プロジェクト・組織として真のゴールは当然ながら成功することです。
しかし、人としての成功を考えてみた場合、そのプロジェクト・組織として一緒に仕事して良かった、また一緒に関わりたい、と思い合えることなのではないか、と思っています。
※特にIT業界は広いようで狭いとも言いますし。
そのためにはお互いが会話する際のオブラートという名の気遣いが極力なくなることが直近の目標になるのではないかと考えます。
少しでもオブラートが存在しない会話だけでいられる関係になるためにも、雑談をきっかけにできたらいいですね!!