後藤達也

経済ニュースを「わかりやすく、おもしろく」。経済や投資になじみのない方を念頭に、偏りの…

後藤達也

経済ニュースを「わかりやすく、おもしろく」。経済や投資になじみのない方を念頭に、偏りのない情報発信を目指しています。国民の金融リテラシーの健全な向上に少しでも貢献できればと思っています。YouTube、Twitter、noteが3本柱。プラットフォーム間のシナジーも探ります。

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■なにをするコミュニティか 「経済をわかりやすく、おもしろく」。重要ニュースや投資のキホンを経済になじみのない方にもわかるように、それでいて金融機関勤務や本格的な個人投資家にも役立つ内容を発信します。 ■どんな人に来てほしいか ・経済ニュースの「そもそも」を知りたい ・投資のキホンを短時間で学びたい ・経済・資産形成の見識のアップデートを続けたい ・「国民の健全な金融リテラシー向上」に関心がある ■活動方針や頻度 ・ベーシックプラン(月500円)で読み放題の経済記事は月10~20本、話題が多いときは月20本を超えることもあります。 ・コアメンバープラン(月980円、募集停止中)はこれに加え、掲示板やオンラインミーティングで交流・議論し、ともに金融リテラシーを高めていきます。コアメンバー専用の記事も配信するほか、オフ会やZoom会議、テレビ・YouTube番組の収録見学や書籍編集への参加など、企画しています ■「後藤達也」ってナニモノ? 2022年3月に日経新聞記者をやめ、独立。「国民の健全な金融リテラシーの向上」を理念に、SNSやテレビなどで活動中

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  • そもそも経済

    話題になってきたけど、「実は基本をわかっていない」ということも多いと思います。そんな「いまさら聞けない」トピックをとりあげ、「これを読めば、他の人に説明できる!」ことを目指したコラムです

  • 米大統領選2024 解説

    2024年11月5日に実施される米大統領選。経済や金融市場に与える影響を多面的に速報・解説します。「そもそも」のしくみも時々まとめます。

  • 資産形成の知恵

    ニュースやマーケットの解説より、もっと気軽に読める感じの「資産形成」のコラムです 雑談のようなカジュアルさがありつつ、「へ~」と思えたり、人に話したくなったりするような話題をほどよいタイミングでとりあげます。 月に1-2回ほど不定期で配信します。

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    後藤が「はっ!」と感じた経済ニュースをピックアップ 後藤のショートコメントともにメンバーのみなさまからコメントやエピソードが集まり、ニュースの理解に広がりがでるマガジンです。 「値上げ」「賃上げ」「円安」「AI」…転換の時代だからこそ、様々なエピソードや意見は貴重です。経済の「食べログ」のように、みなさんの投稿もコンテンツになる。既存メディアになかった場です。

最近の記事

【植田総裁会見】ポイント サクッと

さきほど日銀総裁会見の出席を終え、オフィスに戻りました。 総裁会見直前(15:30)には為替は1ドル=141円90銭ほどでしたが、いま(17:45)時点では143円60銭台と、結構円安が進みました。日経平均先物も上がっています。 ◆ 注目された発言会見が始まってまもなくハイライトがありました。

    • 【メモ】おコメの値段

      さきほど、8月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。 きょうは「円安が…」「日銀が…」というマクロ話ではなく、おコメに焦点を当てます。 品目別でみた米類のグラフがこちら。 すごい伸びですね。

      • 【メモ】利上げとインフレのキャッチボール

        このnote、テキストコンテンツは「記事」と「掲示板」の2種類があります。 ・「記事」:わりと長めのしっかりコンテンツ ・「掲示板」:短いメモ、告知、アンケート、みなさんと意見かわしたいこと… ただ、線引きははっきりしていません。ちょっとしたニュースのメモはこれまで「掲示板」に載せていましたが、文中に図表を入れたり、文字を大きくしたりはできないんですよね。 なので、ちょっとしたメモやコラムも「記事」コーナーに実験的においてみようかと思います。 イメージとしては「2-3

        • 【速報・解説】FOMC 0.50%利下げ

          さきほどFOMCが0.50%の利下げを発表しました。利下げはコロナ禍の2020年以来。事前の市場予想は「0.50%利下げ」が「0.25%利下げ」よりやや優勢でした。 声明やドットチャート、パウエル議長会見…ポイントをスピード解説します。 ◆ 総評

        【植田総裁会見】ポイント サクッと

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        • 植田会見の部屋到着

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        • 【仕事日記#54】FOMC速報は苛酷

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        • 日米金利とドル円のチャート

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          【植田総裁会見】ポイント サクッと

          さきほど日銀総裁会見の出席を終え、オフィスに戻りました。 総裁会見直前(15:30)には為替は1ドル=141円90銭ほどでしたが、いま(17:45)時点では143円60銭台と、結構円安が進みました。日経平均先物も上がっています。 ◆ 注目された発言会見が始まってまもなくハイライトがありました。

          【植田総裁会見】ポイント サクッと

          【メモ】おコメの値段

          さきほど、8月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。 きょうは「円安が…」「日銀が…」というマクロ話ではなく、おコメに焦点を当てます。 品目別でみた米類のグラフがこちら。 すごい伸びですね。

          【メモ】おコメの値段

          【メモ】利上げとインフレのキャッチボール

          このnote、テキストコンテンツは「記事」と「掲示板」の2種類があります。 ・「記事」:わりと長めのしっかりコンテンツ ・「掲示板」:短いメモ、告知、アンケート、みなさんと意見かわしたいこと… ただ、線引きははっきりしていません。ちょっとしたニュースのメモはこれまで「掲示板」に載せていましたが、文中に図表を入れたり、文字を大きくしたりはできないんですよね。 なので、ちょっとしたメモやコラムも「記事」コーナーに実験的においてみようかと思います。 イメージとしては「2-3

          【メモ】利上げとインフレのキャッチボール

          【速報・解説】FOMC 0.50%利下げ

          さきほどFOMCが0.50%の利下げを発表しました。利下げはコロナ禍の2020年以来。事前の市場予想は「0.50%利下げ」が「0.25%利下げ」よりやや優勢でした。 声明やドットチャート、パウエル議長会見…ポイントをスピード解説します。 ◆ 総評

          【速報・解説】FOMC 0.50%利下げ

          【自民党総裁選 解説】解雇規制とは?

          9/27の自民党総裁選。「解雇規制」が争点の1つになっています。 小泉進次郎氏や河野太郎氏が解雇規制の見直しを掲げています。他候補からは慎重論がでているほか、SNSでは不安も飛び交っており、支持率にも影響を与えているようです。 日本の労働市場は長期雇用を前提とし、企業が従業員を解雇するには厳しい条件があります。一方、時代の変化にあわせて規制を見直すほうが賃金や生産性を高めるとの見方もあります。 自民党総裁選のみならず、今後の日本経済やわたしたちの働き方を考える上でも重要

          【自民党総裁選 解説】解雇規制とは?

          【そもそも解説】日銀 誰に権限

          日銀の人といえば、植田総裁がいちばんニュースになります。 8月は内田副総裁の発言が、株高や円安につながりました。 最近は審議委員の発言も話題にあがります。今後の利上げの時期を巡って、審議委員発言が注目されることは多いと思います。 名実ともに総裁がもっとも重要ですが、いろんな肩書の人がニュースに出てくると、「その人の発言にどれくらい重みがあるのか」も気になると思います。 そこで、きょうは「日銀幹部」について、わかりやすく解説しますね。 まずは1枚にまとめたザックリ図で

          【そもそも解説】日銀 誰に権限

        記事

          【自民党総裁選 解説】解雇規制とは?

          9/27の自民党総裁選。「解雇規制」が争点の1つになっています。 小泉進次郎氏や河野太郎氏が解雇規制の見直しを掲げています。他候補からは慎重論がでているほか、SNSでは不安も飛び交っており、支持率にも影響を与えているようです。 日本の労働市場は長期雇用を前提とし、企業が従業員を解雇するには厳しい条件があります。一方、時代の変化にあわせて規制を見直すほうが賃金や生産性を高めるとの見方もあります。 自民党総裁選のみならず、今後の日本経済やわたしたちの働き方を考える上でも重要

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          【そもそも解説】日銀 誰に権限

          日銀の人といえば、植田総裁がいちばんニュースになります。 8月は内田副総裁の発言が、株高や円安につながりました。 最近は審議委員の発言も話題にあがります。今後の利上げの時期を巡って、審議委員発言が注目されることは多いと思います。 名実ともに総裁がもっとも重要ですが、いろんな肩書の人がニュースに出てくると、「その人の発言にどれくらい重みがあるのか」も気になると思います。 そこで、きょうは「日銀幹部」について、わかりやすく解説しますね。 まずは1枚にまとめたザックリ図で

          【そもそも解説】日銀 誰に権限

          【自民党総裁選】アンケート結果

          まずお知らせ。 今晩(9/13金)夜にテレ東「WBS」で自民党総裁候補9人がスタジオにそろいます。ちなみに私は司会ではないので、9候補に質問を投げかける役割ではありません。 23:00~放送なので、ぜひ。(地上波でテレ東系列が映らない地域でも、BSテレ東で放送されます) さて、きのう朝からきょう昼過ぎにかけアンケートをとりました。 1311も回答をいただきました。結果をコンパクトにお伝えしますね。 ▼「総理大臣にふさわしいか」「ふさわしい」の回答数が多い順に並べまし

          【自民党総裁選】アンケート結果

          自民党総裁選 所見をAIまとめ

          9/27投開票の自民党総裁選がきょう告示されました。 9人が立候補し、13:00~自民党内で所見発表しました。 1人10分のルール。これをどう伝えようか、考えたところ、発言をAIで全文を文字で起こしたうえで、ChatGPTに「1人400字程度で箇条書きで要約して」と頼みました。 AIなので問題もあるかもしれませんが、人の手を介さずまとめており、客観性・中立性は確保しやすいかもしれません。ザッと9人の姿勢や雰囲気を把握するのにも便利だと思います。 AIの活用法としても興

          自民党総裁選 所見をAIまとめ

          【米大統領選③】初のテレビ討論

          さきほど、米大統領選のテレビ討論会が終わりました。 ハリス氏とトランプ氏の初の直接対決です。11/5の投票日まで、2人の討論は予定されておらず、選挙前唯一の討論となる可能性があります。 まず、一番気になるのはどちらが優勢だったか、オークションデータなどからみていきましょう。

          【米大統領選③】初のテレビ討論

          NVIDIA株急落 反トラスト法(独占禁止)巡る報道

          きょうは日経平均が大幅安です。午前終値は1280円安(3.3%安)の37405円。 前日の米株安が主因ですが、売りに拍車をかけたのがNVIDIAを巡るニュースです。 Bloombergが日本時間4日早朝、「米司法省は半導体大手エヌビディアが反トラスト法(独占禁止法)に違反した証拠を求め、同社や他の企業に文書提出命令状を送付した」と報じました。 NVIDIA株は3日、時間外取引も含むと11.7%安。年初来のチャートはこんな感じになっています。 いまやマーケットで最も注目

          NVIDIA株急落 反トラスト法(独占禁止)巡る報道

          【自民党総裁選①】金融所得課税 争点に

          9/27(金)の自民党総裁選。派閥の縛りがなくなり、候補者乱立の過去にない展開です。 このnoteはあまり政治色をださないようにしていますが、今回は事実上の総理大臣を決めるレース。争点も数多く、結果は今後の経済やマーケットも大きく左右します。 特に注目を集めている論点やニュースをコンパクトに解説します。「このシリーズを読んでおけば、とりあえずはOK」といえる内容を目指します。 内容はできる限り中立に、特定の候補者を支持したり、批判したりはしません。(各候補者の発言などは

          【自民党総裁選①】金融所得課税 争点に

          NVIDIA決算 ポイントは?

          いまや世界のマーケットで最も注目される企業となったNVIDIA。 日本時間きょう未明に5-7月期の決算発表がありました。 右肩上がりのグラフ。売上高も純利益も市場予想を上回りました。 いつも注目される次の四半期(8-10月)の売上高見通しも市場予想をやや上回りました。 AI向け半導体で圧倒的なシェアを誇り、高価格でも需要が強く、極めて高い利益率でも売り上げが急増しています。 ただ、株価は決算発表後、下落しました。決算のポイントをコンパクトにまとめますね。

          NVIDIA決算 ポイントは?

          【そもそも】ジャクソンホール会議って?

          今週のマーケットニュースでは「ジャクソンホール会議を控え…」というフレーズをよくみかけます。 日本時間あす8/23(金)23::00ごろのパウエルFRB議長の講演が注目されているためです。 9月のFOMCでは利下げが確実視されています。「0.25%利下げ」の予想が優勢ですが、一気に「0.50%利下げ」との思惑もくすぶります。 下記の通り、今年残り3回のFOMCで計1.00%の利下げが見込まれています。 今後の利下げスタンスや雇用悪化リスクについて、どういうメッセージを

          【そもそも】ジャクソンホール会議って?

          【そもそも解説】「信用買い」「追証」って?

          お盆休み明けの月曜日ですね。私は8月、ほぼ休みなしです… さて、8/5の日本株暴落から2週間たちました。投機筋の投げ売りという需給要因が大きかったとされ、8/6以降は株価が大きくリバウンドしました。 キーワードのなかに個人の「信用買い」や「追証(おいしょう)」があります。 ぼんやり理解している方、実はよくわかっていない方向けに、「そもそも解説」をしようと思います。 「追証くらいわかっているよ!」という方も、他の方に説明するときの参考になるかと思いますので、よければご覧

          【そもそも解説】「信用買い」「追証」って?

          株 乱高下(8/5-9)誰が売り、誰が買った?

          さきほど東証などが集計した日本株の投資部門別売買動向が発表されました。 先週(8/5-9)、つまり歴史的急落となった8/5と、その後のリバウンドを含む週です。 週間では884円安なので、それほど珍しくありません。しかし、この間に誰が売り、誰が買い、投資家層がどう入れ替わったのかは今後の相場を占ううえでも重要です。 では、まず綱引きのイラストで、ざっくり全体像をまとめました。

          株 乱高下(8/5-9)誰が売り、誰が買った?

          【そもそも解説】GDPって? 初の600兆円

          けさ、4-6月の日本のGDPが発表されました。 個人消費が強く、実質成長率は3.1%(年率換算)と市場予想を大きく上回りました。 名目ベースで初めて600兆円(年額換算)を超えたことも話題となりました。 さて、「GDPってなにか」、中学生に説明できますか? 日本語は「国内総生産(Gross Domestic Product)」。「総生産」なのに、内訳に「個人消費」があるのって、ヘンじゃないかと言われたら、答えられますか? 昨年、noteで解説したところ、好評だったの

          【そもそも解説】GDPって? 初の600兆円