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2005年トリエンナーレの思い出

2005年
横浜トリエンナーレ
の思い出

パソコンのデーターは永久じゃない。
もちろんwebのデーターだって永久じゃないんだけれど、
稼働しているコンテンツに格納したほうがきっと長持ちする。
そんなことを考えて少しずつ見に行った展示、展覧会のアーカイブを作ろうと思った。

第一弾はPCのハードディスクにある一番古い展覧会の記録、
ヨコハマトリエンナーレ2005
の思い出。

私が現代美術に目覚めていったきっかけの展覧会だった。

現代美術との最初の出会いは中学3年生のころ
2001年のトリエンナーレの時、TVKの番組で面白いことがやっている、という事を知ったことと、
同時期に、同人誌のイベントが、横浜で開催していて、その帰りに知人が、連れて行ってくれたのである。

第一印象の感想は、

全然わからん。

だった。 。
これが美術? わからん。

だった。

だれけども、なぜかとても強烈に印象に残っていた。

私はそのころ友人たちの影響や、もともとアニメを見ることが好きだったのもあって、
漫画やアニメ、ゲームに関するオタク的な事が好きだった。
好きだったんだけれども、なんとなくしっくりこない。とも思っていた。
友人たちほど、のめりこめない自分を、友人のグループの中で感じていた。

それから何となく2001年のトリエンナーレのびっくりドキドキ、をまた感じたいな。
と思っていた。
確か、トリエンナーレは1年延期になっていたと思う。
高校3年の時に行きたかったんだけれど、延期で行けなかったことを覚えている。

ヨコハマトリエンナーレ2005は友人を誘って、
夏の終わりと、冬の真ん中あたりに行ったと思う。
(その頃私はまだ一人でどこかに行くのが怖くてできなくて、行きたいところは友人に連れて行ってもらったり、誘えなそうなものはあきらめたりしていた。)
それぞれ別の友人と一緒に行ってもらって、友人たちと感覚を共有すると、
同じ場所でも感じるものが違うんだな。という事を思った事をよく覚えている。


良く晴れた日に赤と白のストライプの旗の道を渡って、ドキドキとワクワクが始まった。
でも実感した印象は、なんだか文化祭みたいだな。とそんな風にも思った。
作品の事前知識はないし、作家の事も知らないし、なにを表現しているのかは、わからなかった。
山下ふ頭の広い広い倉庫の空間での大きな作品やインスタレーションは紛れもない非日常で楽しかった。
屋台があったり、参加型の展示(ボードゲームみたいな)ものもあって、そういうところがなんだか文化祭みたい。と思ったんだと思う。

2回目はシャトルバスを使った。
バスの中にテレビがあって、イメージソングと映像が流れていた。
それまでは聞いたことのない音楽、映像で、すごく雰囲気がいいなと思っていた。

横浜トリエンナーレ2005テーマソング
https://www.nicovideo.jp/watch/sm4910683

曲 Tomoya Ageishi さま
https://diskunion.net/clubt/ct/detail/CM-0057952
(ディスクユニオン プロフィールがある )

https://soundcloud.com/tomoyaageishi
(Sound Cloud  視聴購入ができる)

すごく長くなってしまったので続く

instaglamより抜粋
https://www.instagram.com/p/B0SZxf_l-Gp/?igsh=MTF2b3h5MGs1OWh3OA==

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