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解禁!特大加能ガニ“輝”との闘いを終えて

見えますか、この“輝”

11月6日に今年のカニ漁解禁を迎え、行ってまいりました蟹を極めた加賀の料亭「新保」。約30年位前に開店し、地場の橋立漁港で水揚げされた加能ガニをそのまま持ち込んで店内の生簀でストックしています。
まず料理が始まる前にその日に使われるカニとご対面。見えますか?
加能ガニ「輝(かがやき)」は石川県産のズワイガニの雄の最上級ブランド。その認定基準は重量1.5キログラム以上、体に傷がなく全ての足がそろう、色が美しく身入りが良いものにが認定されるそうです。2021年は9匹のみ認定だったそうです。とにかく、興奮。

お出まし

茹で上がっていらっしゃいました!

ご存じの通り、蟹は匹とは数えず杯と数えます。訳はしりませんが・・・。さて、堂々とした2杯のズワイガニ。片方は輝。真っ赤に綺麗に茹で上がって出てきました。

一生に一回だな。こりゃ。

まずは刺身から

ワサビ醤油を少しつけて、顔を上方にあげて上から口に着蟹させました。

九谷焼の器も素敵

王道の ゆで蟹

お店の女将がプロフェッショナルテクニックで身を出してくれました。細い脚の部分をところてんのように太い脚に刺していくと、反対側から太くてジューシーな身がニョローリと姿を現しました。(動画とってきゃよかった)

カニ酢でいただきました

そしてコースは佳境の焼きガニへ

一度ゆでたカニの脚と爪を土鍋に入れて備長炭で蒸し焼き。焼きガニでございます。味噌もうまし。甲羅の香ばしい香りとともに頂きます。

もう、言葉が出ません


忘れてはいけません、「香箱ガニ」(メス蟹)

きれいに女将がほぐしてすごく食べやすくしてくれました。このあたりから痛風がすごく心配になり始めました。

香箱ガニ

蟹の殻酒 というのでしょうか

焼きガニの殻を丁寧にもう一度、直に炭火にあてて少し焦げ目をつけて香りを出す。さあ、何にするのか?と思っていると。

日本酒にいれて、香ばしい殻をストローにして飲む カニ酒。

かに酒

最後はなぜかぶり大根

もう、カニとの闘いでヘトヘトのところで最後にやさしい出汁でにてあるぶり大根を頂きました。この後、蟹みそとごはんを甲羅でまぜて炭火で温めたカニご飯でフィニッシュでした。とんでもない、闘いでした。
おいしゅうございました。

最後にぶり大根

とんでもない、食のエンターテイメントでありました。もうくたくたです。

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