夏休み ～長期休暇の計は初日にあり～
小学生の娘にも何度が言っているが、「長い夏休み。計画は大事である」。このことは大人にも、いや、むしろ大人にこそ、強く言えるのではないだろうか。
エライ人が「今年は特別な夏」とおっしゃっているが、この巣ごもり夏休み、行くところもなく、何もすることがない。と決めつけてフテ寝するわけにはいかない。むしろ、こういう時だからこそ、とことん有意義に、トコトン充実させるべく、やりたいことをこの場に列挙して、そして、ネットにあげて自分を鼓舞することを試みたい。
さて、今年の会社全体の夏休みは８月８日から１６日の９日間だが、さらに一日先行して今日、7日（金）も休みをとってしまった。今日まさに夏休みが始まった。これから始まる10日間の休み。どこに行ける訳でもないが、尚も、はやる気持ちを抑えるので精いっぱいである。
”初日の出だしが肝心だ”と、今朝は朝６時に起きて自分に課しているウォーキングもちゃんとやった。帰ってきて、サラダチキンによる低カロリー高たんぱくの朝食をとって、間髪入れずに耳鼻科への通院をこなし、薬ももらった。その足で１０分床屋で髪も整えた。なかなかのスタートダッシュである。
【夏休みにやりたいこと】
＜ハウスキーピング系＞
□風呂掃除、□窓拭き（これは年末ではなく絶対に夏にやるべき）、□スーツの陰干し／風通し、□本棚の整理（もう読まないだろう本を捨てる）、□靴磨き、□換気扇掃除
＜コック系＞
□スパイスカレー作り、□唐揚げ、□豚の角煮（古いほうの炊飯器で）
＜インプット系＞
□読書（新書５冊と文藝春秋＜芥川賞掲載は今月＞）、□映画 2-3本、□戦争反省／歴史系ドキュメント（このために先月NHKオンデマンドを申し込んだ）
＜アウトプット系＞
□この投稿をアップしてみる。昔、アップしたFB記事の整理とレビュー。
＜健康系＞
□ウォーキング 10日間で累計50キロ （本日は８キロ達成）
＜マネー系＞
□積立NISAの投資先を選ぶ。
＜子供と遊ぶ系＞
□車からほぼ降りなくても楽しめる場所にドライブ
＜親孝行系＞
□同じ東京都内だし、一泊位はいこうかな･･･。孫に会いたいだろうし
こう書いてくると大小ごっちゃごちゃだが、□が１7個。これを全部達成したら、むしろ、フィジカルでは疲れがたまっているかもしれない。が、メンタルの充実感はかなりなものであろう。
（ちょっと無理な量のような気がするが。）
なぜ、ぼくが連休の初日にあたってこんなに力が入ってしまっているのか。なぜ、「休みを無駄にしてはダメだ」と自分を追い込んでいるのか･･･。
連休というのは４連休だろうが９連休だろうが、どんだけ長くてもやはり終わりは来る。栄枯盛衰、盛者必衰、連休必終の理だ。そして、長ければ長いほど、中盤から終盤にかけて時の体感スピードは光速を超え、次元が歪んでいくのを皆さんも感じたことがあるのではなかろうか。（ない？）早熟なぼくは、この次元が歪む感覚を小学校３年位の確か８月２８日当たりには気付いていたような気がする。
一体、今日は何やったんだっけ？あれ、昨日との違いがよくわかんなくなってきたぞ。昨日の夕飯はハンバーグだったような記憶だが、それは一昨日じゃないか。昨日はサンマだぞ！！しっかりしろ！！！
そんな感覚にさいなまれたら、もう、事実上連休は終わったも同然だ。これは長期連休の”魔のゾーン”に入ったことを意味し、気持ちを立て直すには相当のエネルギーを要する。
そして、このゾーンに持っていかれたまま、長期連休の最終日の夕方を迎えるに至り、
結局、ぼくはこの貴重な休みに何をやっていたんだ･･･。休みに入る前はあんなに楽しみにしていたのに・・・。明日から何を支えに生きていけばいいんだ？
と、心は大後悔時代の荒波を漂うのである。
家族を持ち、さらには小学生の子供がいる家庭での立場上、今は我慢しているが、独身時代は、こういった状況で、カーテンを閉め、電気もつけずにベッドの端で体育すわりをして俯いていた記憶がある。
みなさん、こんなことのないように。せっかく始まる夏休み。まだ、遅くない。これからです！！
と、自分に強く言い聞かせる。
（男性／40歳台半ば／好きな季節：夏）
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