見出し画像

照明デザインの必殺技「間接照明」その3

こんにちは。
照明器具メーカーでライティングデザインを生業にしおります
gotoと申します。
年間200件ほどデザインをこなしています。
面倒な照明デザインは私たちに任せて楽をしてください、
がモットーです。

間接照明を使いたい!でも予算が無い!そんな時は…

間接照明は別名「建築化照明」。
建築、内装側でそれ用の形状に施工する事が必要です。
もちろんその分コスト増となります。
そこで照明器具単体で間接照明ぽい効果を得られる
人呼んで(自分しか使っていませんが)ジェネリック間接照明
ご紹介します。

スリット照明(ダウンライト)

間接照明の条件の一つに「光源が直接見えない」があります。
そのため上記のスリット照明は厳密には間接照明とは言えません。
あくまで間接照明「ぽく」見える、というのがキモです。

スリット照明(ライン照明)


これは隠してすらいませんが…
LED化によりコンパクト化が進み器具単体で間接照明を作る事もできます
こちらはブラケットタイプ


パナソニックさんのがまた秀逸なんですよ…

ジェネリック間接照明の強み

間接照明の条件に「光源が直接見えない事」と説明しましたが
ジェネリック間接照明は「見えにくい」程度で光源が露出しています。
そのため直下照度を高く確保することができます。
間接照明だけでは照度が不足するので、さらにダウンライトを追加する
という事をしなくて済みます。
器具を減らせる、器具取付の工事を減らせる=コスト減
となります。

失敗すると一気に残念空間になる間接照明。不安ならジェネリックでリスク回避を

なまじ建築内装を加工する間接照明は失敗するとそれを是正するのが大変。
ならばジェネリック間接照明で安全策とする…
逃げの一手に見えますが、強い意志だけではどうにもならないのが空間の
怖さです。

もちろんどちらが良いか判断に迷う時は遠慮なくメーカーにお問合せを!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?